出典元:月刊バスケットボール
KIZUNAクラブ(岡山)と小泉・端野少年団(北海道)の一戦。
KIZUNAクラブは外角からのシュートがうまい選手が揃ったチームで、1Qでは#9井口康誠、#4大谷天嘉、#13森田悠久がロングシュートを立て続けに決める。そんな中でも目を引くプレーを見せたのが2Qから登場した#7河野翔英。幅の広いクロスオーバーでディフェンダーとのスペースを作ってからプルアップジャンパーを打つまでの流れがスムーズで、放たれたシュートはきれいなアーチを描いてリングに吸い込まれる。その一連の動きはまるで漫画『SLAM DUNK』に登場する流川楓のようでカッコよかった。
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対する小泉・端野少年団は、エース#13小山田琉が内外バランスよく攻め、またリング下でフリーになる味方へのパスが的確だったこともあり#6佐々木広太郎、#4信本律斗、#15南場堅心、#9竹中優騎、#8天野巽などが着実に加点。さらに1Qには#6佐々木が、3Qには#13小山田がブザービーターを決めるという勝負強さを見せ、結局、小泉・端野少年団が54‐40で勝利した。
その小泉・端野少年団で変わった経歴を持っているのが#8天野だ。試合ではリング下のシュートを決めるなどしていたが、特に活躍を見せたのがリバウンドとブロック、そして味方へのパスだ。体がガッシリしていて当たり負けしないのだが、それはサッカーのゴールキーパーで鍛えたもの。姉と兄の影響で小1からサッカーを始め、小3でゴールキーパーになったという天野は「サッカーでは前に行って相手にシュートを打たせないことが得意」で、所属するサッカーチームでは全道大会に出場した経験がある。
そうした相手への詰めや身体能力の高さはバスケでも生かされていて、それが特に発揮されるのがブロックとリバウンド。好きな選手は「ダンクがかっこいい」と言うレブロン・ジェームズ(レイカーズ)。この全国ミニバスでは「緊張します」と言いつつも、持ち前の身体能力でリング下の守護神としてチームに十二分に貢献していた。ちなみにミニバスを始めたのは小5のとき。中学校ではサッカー部がないことから、バスケ部に入る準備のためミニバスを始めたという。
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