出典元:スポーツ報知
卓球Tリーグ女子「日本ペイントマレッツ」が世界選手権団体戦代表・佐藤瞳(24)、昨季レギュラーシーズンMVPの橋本帆乃香(23)を獲得することが11日、分かった。19年世界選手権女子ダブルス銅メダルペアは、ともに昨季は九州アスティーダでプレーしていた。
昨年の世界選手権個人戦代表の芝田沙季(24)も来季残留が決まっており、名門・ミキハウスに所属する3人全員が同じチームから参戦することになった。近く正式発表される。
昨季2位で初のプレーオフ進出を果たした日本ペイントは、シーズン終了後に初年度から指揮を執った三原孝博監督が退任。主力の加藤美優、馮天薇(シンガポール)、シャン・シャオナ(ドイツ)ら12選手のうち10選手が契約満了となっていた。初優勝に向けて新たなチーム作りを進める中、関係者によると、ともに大阪を拠点とするミキハウスと「大阪のスポーツを盛り上げたい」という思いが一致したという。
この日、ミキハウスと大阪・四天王寺中・高でコーチを務める大嶋由美氏が新監督に就任することも決まった。ミキハウスの練習場で汗を流す四天王寺高勢も昨季リーグ2位の13勝を挙げた大藤沙月が残留の方向で、さらに複数の選手の参戦が検討されている。母体とTリーグで一体となって強化できる点も強みとなりそうだ。