2人組ユーチューバー「水溜りボンド」が著書「ふたり。」に記したそれぞれのこれまで、ふたりのこれから(スポーツ報知)

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出典元:スポーツ報知

YouTubeのチャンネル登録者数400万人を超える2人組動画クリエイター「水溜りボンド」が初のエッセー「ふたり。」(幻冬舎、1760円)を刊行した。カンタ(28)とトミー(28)が活字で、それぞれのこれまで、ふたりのこれからをつづった。(瀬戸 花音)

 それぞれが歩んだ幼少期、「ふたり」でがむしゃらに続けていた学生時代の毎日動画投稿、トミーが自粛した間のこと…YouTubeでは「面白い」を求め、明るく楽しいトークを展開する2人が自分と向き合って書いた本。「本ではふざけなかった。だから本を出せてよかった」とカンタは言う。「YouTubeでは視聴者さんに向けて舞台に立っている感覚で。でも時には客席に降りて話す瞬間があってもいい。自分をさらけだせた」

 お互いの書いた物は最後まで読んでいなかった。できあがった互いのパートを読んで、トミーは「今まで聞いてきた過去の話は、カンタが話すひとつひとつの面白いエピソードを聞いているという感じだったけど、本を読んでカンタという人間の深いところが知れた」という。カンタは「家族と疎遠だって話とか僕は知っていたけれど、トミーがそれ書くようになったんだという驚きが強かった」と相方の新たな姿を垣間見た。

 元々同じ大学に在籍していた2人はお笑いサークルで出会った。トミーは「本当に根拠はなかったけど、組んだ瞬間に何かは出来るなと思った」と振り返り、カンタも「トミーとネタをやった時に化学反応が起きた。同じことを他の人とやるよりも楽しいし、面白いものが作れる気がした」と口をそろえる。まさに運命的な出会いだった。お笑いですぐに結果を出すのが難しいと判断した2人は主戦場をYouTubeに移す。

 水溜りボンドが動画投稿を始めた2015年当初、YouTubeではHIKAKINやはじめしゃちょーなどひとりで活動する形や、グループで活動する形が主流だった。2人組の有名なYouTuberはほとんどいなかったという。「前例がないのでふたりでの話し合いの時間は長いと思います」とトミー。「ふたりだと足並みがそろいやすい」とカンタ。

 一方、ふたりだから乗り越えなければならないこともあった。21年7月、緊急事態宣言下でトミーがパーティーを行っていたことが報じられた。トミーは半年間活動を自粛、カンタはひとりで動画投稿を続けることを決めた。カンタは「ふたりで面白いことがしたいと始めた一本目の動画の時の感覚を大事にしたいから。そんな動画を撮れる状態に戻すことが最優先なのかなと思った」と決断までの思いを語る。

 本のための取材は20年の6月から始まっていた。自粛の前と後、トミーの考え方の変化がリアルタイムに刻まれている。トミーは「半年間はまさにこの本のために自分がなぜここにいるのかとか、相方となぜ動画撮ってるんだっけとか、全部書き出している瞬間だった。この本を書いてなかったら目の前の状況だけを切り取ってすごく悲観的になってたと思います」とこの本に救われていたことを明かす。

 ふたりの夢を聞くとトミーは「売れるパン屋さん」。その後に、ふたりで笑い合った後、カンタは「ちゃんと答えますね(笑い)」と話すと「ちょっと落ち込んだ日とかに僕らの動画を見て、『こんな人もいるならまあいっか』と思えるように。大きな変化を起こすことは出来ないかもしれないけれど、そういう存在ではあり続けたいですね」。トミーが「まだ見てない景色を僕と相方と視聴者さんと一緒に見ていきたい」と続けた。

 ◆水溜りボンド UUUM株式会社所属の2人組動画クリエイター。青学大に在籍時、お笑いサークルで出会う。2015年1月1日からYouTubeに無人島サバイバル生活などの企画や、有名アーティストの踊りを完コピする「踊ってみた」など幅広い動画を投稿している。

 ▼カンタ 1994年4月4日、マレーシア生まれ。28歳。動画編集を担当。

 ▼トミー 1993年7月26日、千葉県生まれ。28歳。

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