出典元:スポーツ報知
◆東京六大学野球春季リーグ戦第1週第2日▽慶大16―2東大(10日・神宮)
慶大打線が初回からつながった。4安打、2四球に敵失もあって、トップバッターから7者連続出塁。全員がホームに生還し、一挙7点を挙げた。
その後も得点を重ね、15安打16得点。中でも目を引く活躍を見せたのが、この春から5番に座る山本晃大右翼手(4年=浦和学院)だ。3年までリーグ戦通算7打数無安打だったが、9日の開幕戦で4打数2安打1打点。この日は、初回の無死満塁の場面でレフト左へ走者一掃の二塁打を放つと、6回の第4打席では右翼席にリーグ戦第1号を打ち込んだ。
「ホームランはインコースの真っすぐ。少し詰まったかなと思いましたが、入ってよかった。堀井監督にずっと指導していただいたことが、やっと形になったのかなという気持ちです」」と山本。堀井哲也監督は「オープン戦から、クリーンアップに座るべくして座ってきた選手。(慶大の)左打者のなかでは一番長打が打てる。初回の満塁でのタイムリーは大きかった」と評価していた。