【ラグビー】フレッシュな選手たちで日本へ行く。フランス代表・ガルティエHC、6か国対抗優勝&この先を語る。(ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン))

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出典元:ラグビーリパブリック(ラグビーマガジン)

先日、シックスネーションズで全勝優勝したフランス代表のファビアン・ガルティエ ヘッドコーチ(以下、HC)の記者会見がパリで開かれた。

 ガルティエHCが着任当時から描いていたのは、代表チームを中心にフランスラグビー界が一つになることだった。

「現体制になって以来、我々はフランスラグビー界と、そしてサポーターとも分かち合い、プロのクラブもアマチュアのクラブもみんな一つになることを望んでいた。どの子供もフランス代表のジャージーを着ることを夢見ることができる。3部リーグ、4部リーグ、ユース育成センター、2部リーグのクラブの選手も代表チームに入ることができる。そんな希望を与えたい。モアメッド・アウアスやギャバン・ヴィリエールがよい例だ。誰よりも強く欲する者がこのジャージーを獲得することができる」と述べた。

 また、2か月にわたる大会期間中、国内リーグの苦しい戦いが続くにもかかわらず代表選手を供出してくれたクラブチームに感謝を述べ、「フランスのラグビーがより強くなり、選手のパフォーマンスがより良くなり続けるためにも、クラブにも代表チームにもよりよいスケジュールが見つけられるようさらに工夫していかなければならない。この国にはポテンシャルがある。我々は眠れる巨人だった。しかし今、再びラグビー界の巨人になった」と続けた。

 2020年に、選手の当時の能力とポテンシャルを見越し、平均年齢24歳、平均キャップ数8のチームでスタートした。チーム全体で経験を積みながら、現在は25歳、20キャップのチームになった。継続的な強化をしていくためには、「正しい人選をして選手の入れ替わりを少なくすることが大切だ」と言う。

 また、「どんなに些細なこともおろそかにせずハードワークする29名のスタッフのおかげ」とスタッフを讃えた。

「着任した時にスタッフに求めたのは、フランス独自のモデルを作ることだった。他国で行われていることを見て教養をつけることはできる、そこから考えることもできるが、真似をしていても追いつけない。我々はラテン民族でありガリア人でフランス人。我々の強みとは、閃光を放つようなフレンチフレアだ。選手の強み、そしてフランスラグビーの強みを発展させることに取り組んできた」とこの2年を振り返った。

 フランス協会は、ガルティエHCとの契約を2027年まで延長することを優勝の翌日に発表した。
「これは単なる契約延長ではない、ひとつのプロジェクトだ」とガルティエHCは強調した。

 日本のファンが気になる7月の来日メンバーについては、「トップ14のファイナリスト(決勝は6月24日)は参加できない。また疲労が蓄積している選手も休ませることになるだろう。疲れていないフレッシュな選手と若い選手で遠征することになりそうだ」と言うことだ。

 また、ガルティエHCとそのスタッフは、6月19日にトゥイッケナムでイングランドと対戦するバーバリアンズを指揮することが報道されている。
「11月のNZ戦の後にバーバリアンズから連絡があった。ジョージ・クルーズ、ダニー・ケア、フィン・ラッセル、チェズリン・コルビ、ンガニ・ラウマペ、セミ・ランドランドラを選ぶように言われていて、残りはトップ14のセミファイナルに出ないフランス人の選手から選ぶことになるだろう」と明かした。
 この準備合宿はモナコで行われる。ここに選ばれる選手が来日メンバーに入る可能性が高いと見られているから注目せずにはいられない。

 また気になるトップ14の順位だが、現在残すところ5節でプレーオフ進出をかけて混戦状態だ。シックスネーションズの激戦を終えたばかりの代表選手も休暇を先送りしてすでに参戦し、戦いはヒートアップしている。こちらの動きも見逃せない。

(文:福本美由紀)

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