出典元:BBM Sports
4月7日、イギリス・シェフィールドで行われているイギリス選手権3日目に、ダンカン・スコットが男子400m個人メドレーで4分9秒18のイギリス新を記録した。このタイムは東京五輪の同種目で優勝したチェイス・カリシュ(アメリカ)の4分9秒42を上回る。
スコットは東京五輪200m自由形で銀メダルを獲得、同種目金メダリストのトム・ディーンらとともに800mフリーリレーでイギリスの金メダル獲得に貢献していた。
スコットはバタフライを56秒77で入ると、背泳ぎを1分3秒20(1分59秒97)、平泳ぎを1分11秒95(3分11秒92)とし、得意の自由形は57秒26と強さを見せ、4分9秒18をマークした。すでに200m個人メドレーでは、1分55秒28の自己ベストを持ち、東京五輪でも銀メダルを獲得するなど世界トップレベルにいるが、400mでもその才を見せつけた。
この大会はブダペスト世界選手権のイギリス代表選考会となっている。