【全国ミニバス2022】清水町キングフィッシャーズを力強くけん引した身長差32cmの凸凹コンビ(静岡)(月刊バスケットボール)

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出典元:月刊バスケットボール

3年ぶり3回目の出場となる清水町キングフィッシャーズ。身長130~140cm台の選手が多くを占める中でひときわ目立つのは、170cmの♯5川口優妃だ。長身だが身のこなしは軽快で、ボールハンドリングにも器用さを感じさせる。高さを生かしたインサイドのプレーはもちろん、ミドルレンジのジャンプシュートや1対1からのドライブなどもこなし、オールラウンドなプレーでチームを引っ張る。

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 後藤和男コーチによれば、そんな川口と絶妙なコンビを見せ、試合ではいつも会場を沸かせる存在だというのが、#4稲田千優だ。川口、稲田はともに6年生だが、稲田は身長138cmで、川口との差は実に32cm。コートを縦横無尽に駆ける稲田の走力により川口とのホットラインは築かれ、それが清水町キングフィッシャーズのバスケットを特徴づけている。

 大会初日の28日、初戦は二本松女子クラブスポーツ少年団(福島)に31‐47と悔しい敗戦。続く2戦目は普天間小(沖縄)に34‐25と勝利を収め、1勝1敗で大会2日目を迎えた。

 チームにとって最後の試合となる3試合目。1Qは♯5川口、2Qは♯4稲田がそれぞれコートに立ち、老上クラブ(滋賀)との一進一退の接戦に粘り強く対抗した。そして、2人がそろってコートに立った後半に入ると清水町キングフィッシャーズはジワリとリード。時間を追うごとにチームは活気を帯び、39‐20で勝利を収め、2勝1敗の成績で大会を終えた。4Q半ばには、ワンポイントで投入された4年生の♯18金山凛咲に、2人が先輩として暖かく声を掛ける場面も印象的だった。

 試合前のアップ時から互いに声を掛け合っていた川口と稲田。試合を終えて大会の感想を聞くと、「最後の試合でチームが一体となって戦えてよかったです」(川口)、「最初の試合はあまり自分たちの力が出し切れなかったけれど、最後はみんなの本当の力を出すことができて、いい勝ち方ができました」(稲田)とそれぞれ答えてくれた。

 チームメイトとしてのお互いの存在について尋ねると、「普段から一緒に練習メニューを相談したりしています。千優(稲田)はすばしっこくて、相手の裏を突くパスも出したりして、すごい選手!」と川口が答えれば、稲田も「(川口は)大きくてもいろいろなところから攻めることができて、私が困っている時には呼んでくれて、パスを出して攻めてくれるので助かります! シュートが入った時にも『ナイスシュート!』声をかけて、いつも励ましてくれます」と返し、お互いの深い信頼関係の上に、ここまで支え合ってきたことがうかがえる。

 2人はこの春、それぞれの小学校を卒業し、4月には別々の中学校へと進学するが、清水町キングフィッシャーズでともに過ごしてきたかけがえのない時間は、きっと2人の背中を力強く押してゆくに違いない。

「中学に行っても自分のプレーを出し切って、お互い頑張ろう!」(川口)
「もし対戦するとしたら、その時にはしっかり相手になれるように頑張るよ!」(稲田)

 それぞれの道を歩み、ともに成長した2人の対戦が実現する日が楽しみだ。

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