出典元:SPAIA AI競馬
列島が春の嵐に見舞われたこの日、もっとも雨の影響を受けなかったのが中山だった。芝は依然として先行有利。菊花賞馬タイトルホルダーにこれ以上ない舞台設定。それだけに2着ボッケリーニとのクビ差に物足りなさを覚えたという向きもあるが、果たしてどうとらえればいいのか。
【高松宮記念 2022予想】レシステンシア、メイケイエール出走予定 過去48頭全滅のマイナスデータ、今年は危険な人気馬多数!?(SPAIA編)
中山芝2500mの重賞は日経賞と有馬記念のふたつ。この舞台はカメレオンのようなコース。中盤までの流れで問われる適性が変化する。有馬記念はパンサラッサが逃げた昨年のように近年は前半活気ある流れになることが多く、最後はスタミナを問われる傾向になり、昨年2着ディープボンドのような速い脚がないステイヤータイプが活躍できる。当然、有馬記念が緩い流れになれば、結果も大きく変わる。
日経賞は実績馬の始動戦といった性格が強く、前半から突っ込んだペースになりにくく、後半600m勝負になる。そうなると瞬発力勝負に対応できる中距離型が台頭する。かつてグラスワンダーやマンハッタンカフェが有馬記念優勝後、日経賞で凡走したのは休み明けだったことに加え、こういったレースの質の違いも影響した。日経賞は長距離型より中距離型。まずそれをタイトルホルダーが勝ったことを評価したい。
【広告】 漢方由来のヘアーケアー