【有馬記念】藤田晋オーナー、本命はエフフォーリア「現役最強馬は?と聞かれた多くの人がそう答える」(スポーツ報知)

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出典元:スポーツ報知

今年、馬主デビューしたサイバーエージェント社長で、本紙コラム「新人馬主日記」でおなじみの藤田晋オーナー(48)が、第66回有馬記念(26日、中山競馬場・芝2500メートル)で本紙初予想を披露します。デビューした5頭で、ここまで7勝を挙げ、G1デビューも果たした“持ってる”オーナーが本命に推すのはエフフォーリア。3歳馬が世代交代を告げるとみました。

 ―有馬記念と聞いて真っ先に思い浮ぶことは。

 「今年も1年が終わるな、ということです。私生活も年末モードに切り替わるレースですね」

 ―有馬記念の位置づけは。

 「『馬主になって一番勝ちたいレースは?』と聞かれたことがあるのですが、私にとってはダービーよりも有馬記念です。93年は、馬券を買ってないのにも関わらず、前年の有馬記念後に、けがなどで休養し、364日ぶりに復帰したトウカイテイオーの復活勝利を見て泣けました。あれが競馬へ本格的にハマったきっかけとなり、どんな年も有馬記念だけは馬券を買っています。競馬から遠ざかっていても、このレースだけでも馬券を買うことで、ギリギリ競馬の現在進行形についていけるかな、と思っていました」

 ―もっとも印象に残っているレースは。

 「08年ですね。1500万円の馬券を当てて、話題になりました。その年はデビュー以来11戦してすべて1着、2着というダイワスカーレットの引退レースで、馬券を外すことは絶対にないという超1番人気でした。ならばと、ダイワスカーレットから人気薄に流したらとんでもない馬券【注】がヒットしました。2着にきたアドイマイヤモナークは、山本モナさんが話題になっていた年というだけで買ったんですけどね(笑い)」

 ―忘れられない馬は。

 「(地方から中央入りしてG14勝を挙げて芦毛の怪物と言われた)オグリキャップのラストラン(90年)ですね。その年は、3戦続けて勝てなかったのに、最後に勝利しました。有馬記念が普通と違う、何か神がかった、神聖なレースだという感覚は、オグリとトウカイテイオーを見てから持っています」

 ―所有馬の出走を思い描くことはありますか。

 「2歳のG1はともかく、宝塚や有馬はそう簡単ではないと思っています。それに、出るなら記念受験のような出走ではなく、有力馬の1頭として出たいです。そう考えると現実には5年くらいかかりそうですが、最短を目指します」

 ―予想のスタンスを教えてください。

 「普段は緻密(ちみつ)とまではいかないまでも、データを見ながら相対的な強さを比較しますが、有馬記念だけはサイン馬券などのオカルトにも挑むつもりです。馬券はあらゆる賭け方を駆使していますが、枠連や複勝、ワイドが意外と多いので、なんとかして当てようという気持ちが強いんだと思います(笑い)。こだわっているのは回収率です。今年は90%で、負けてはいるけどたくさん賭けた割に善戦したので大きく勝負したいですね」

 ―では、今年の本命馬を教えてください。

 「(皐月賞を勝ち、前走の天皇賞・秋でも古馬を負かした)3歳馬のエフフォーリアです。(無敗の3冠馬)コントレイル、(G16勝)グランアレグリア、(今年海外G13勝)ラヴズオンリーユーなどスターホースの引退が相次ぎ、例年より少し寂しい気がしますが、コントレイルが引退した今、現役最強馬は? と聞かれた多くの人がそう答えるのではないでしょうか」

 ―相手に挙げるのは。

 「(皐月賞2着で菊花賞馬の)タイトルホルダーです。この2頭の3歳馬で世代交代を印象づけてほしいですね。他に気になる馬は、メロディーレーンです。前走勝ったレースを見ていたのですが、小さいのに頑張っていてマキバオー(競馬漫画の主人公の馬)みたいでかわいいなと思いました。ここで大きな結果を残して真のアイドルホースになってほしいです」

 ―どんなレースになればいいとお思いですか。

 「今年はコントレイルがラストランでジャパンCを制した感動的な有終Vや、アメリカのブリーダーズCでの日本馬(ラヴズオンリユー、マルシュロレーヌ)の勝利など、大いに盛り上がりました。最後にまた、競馬ファン以外の多くの方にまでそのニュースが届くようなドラマチックなレース結果になってほしいなと思います」

 【注】08年の有馬記念は単勝2.6倍のダイワスカーレットが人気に応えて逃げ切ったが、2着に14番人気のアドマイヤモナーク、3着に10番人気のエアシェイディが入り、3連単は98万5580円、3連複19万2500円、馬単3万3490円、馬連2万9490円の高額配当だった。

 【藤田晋オーナーの印】 

◎(10)エフフォーリア

○(16)タイトルホルダー

▲(15)キセキ

★(5)ディープボンド

△(4)メロディーレーン

△(14)アサマノイタズラ

△(11)アリストテレス

 ◆藤田晋オーナーの1年

 ▽5月21日 千葉サラブレッドセールで、のちにドーブネと名付けられるプレミアステップスの19(父ディープインパクト)を国内セール史上5位の高額となる4億7010万円で落札。

 ▽7月12、13日 セレクトセール2021に初参加。1歳セールで12頭を総額15億4100万円で購入するなど、2日間合計で23億6700万円の爆買い。

 ▽7月下旬 JRAの馬主資格を取得。

 ▽8月14日 デュガがオープンのフェニックス賞(3着)に出走し、馬主デビュー。

 ▽9月4日 ドーブネが新馬戦(札幌・芝1500メートル)でデビュー。1番人気に応え、馬主として初勝利。

 ▽10月2日 ドーブネがききょうSを勝ち、初のオープン勝ち。

 ▽11月20日 デュガが東京の1勝クラスを勝ち、2連勝でオープン入り。

 ▽12月18日 ジャングロがスポーツ報知杯中京2歳Sを2歳コースレコードV。

 ▽同19日 ドーブネが朝日杯FS(7着)で、自身初のG1出走。初年度成績(19日時点)は、5頭がデビューし、20戦7勝、2着2回、3着3回。勝率35%、連対率45%、複勝率60%の高アベレージを残している。

 ◆藤田 晋(ふじた・すすむ)福井県生まれ。48歳。青山学院大学を卒業。インターネット事業を主に扱うサイバーエージェント代表取締役社長。ブログサービス「アメブロ」や動画配信サービス「ABEMA」などの事業も手がける。

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