[高校バスケ]福岡大附大濠高の強さの秘密を指揮官が語る(月刊バレーボール&月刊バスケットボール)

【広告】ドクターゼロのケトコロストシャンプー&コロストラムトリートメントで健康な頭皮に!(男女兼用)

■止まらない痒みとフケ

■痒みもニオイも消えた!

■ケトコロストシャンプー & コロストラムトリートメント!

出典元:月刊バレーボール&月刊バスケットボール

「育成」と「強化」の両立を目指して奮闘中の片峯聡太監督(福岡大附大濠高)。ウインターカップまで約10日に迫った今、「プレーヤーの状況判断」や「スカウティングされない攻撃」について質問をぶつけてみた。ゲームライクとは何を指すのか? 自立とは? どの選択がベストなのか? など、さまざまな角度から大濠の強さに迫る。

――片峯監督がイメージするゲームライクな練習と、状況判断というのは、どのようなものだと考えていますか
「ディフェンスに応じての状況判断はもちろんあります。大濠ではチームの動きの中で、誰が何をするのかということを大切にしています」

――例えば、どのようなプレーを指していますか?
「ボールハンドラーとスクリナーがいて、ピックプレー…それだけになると、動きが少なく、リズムも変わりません。その中で、ドリブルハンドオフからその動きに入るパターンが入ってきたりします。当然、ゲームでは誰がどこにいるのか分からない状況下で、ビッグマンがスクリナーになるとも限りませんし、ハンドオフでレシーブすることもあると思います。そういった状況で、より良い選択をできるかどうかの状況判断にはこだわって練習しています」

――ガードからセンターまで、サイズに関係なくポジションレスでプレーするということにもつながりますね。
「少しずつゲームになっていくと、時として全くできないプレーも出てきます。それをチャンレンジするレベルまでどれだけ持っていけるか、トライできるところまでスキルを磨いていくかということが重要だと考えています」

――そうなると、各プレーヤーが何を得意とするか、自分もチームメイトも知っておく必要があります。
「そうです。自分の良さも知っておかねばなりません。例えば、ピックプレーでスクリナーがダイブして、コーナーのプレーヤーがリフトするというチームとしての動きがあります。しかし、コーナーがビッグマンだった場合には、スクリナーがポップし、ビッグマンがダイブした方が良いときがあるのです。こういうプレーが理想ですし、相手にスカウティングされない魅力的なオフェンスだと思っています」

――チームの動きはある程度ありながら、それを完遂することにはこだわらず、プレーヤーの特徴によって次々と変わっていくということでしょうか?
「シュートの上手なプレーヤーがシュートできたり、ペイント内で力強くプレーできるのであればジャンプシュートではなくダイブできたり、動きの中でそういうことを理解してインサイドで勝負する…あとは、自分のスキルを磨いていったときに、それがダイブではnなくポップに変えていくことでプレーの幅が広がっていくのです。
 やり方にとらわれず、その枠組みの中で、今自分がどの選択がベストなのかをチームメイトと共有しながらオフェンスを作っていけたらいいなと思っています。それがなかなか難しい部分ではあるのですが(笑)」

――『大濠は大きい』というイメージがあると思います。しかし、大濠には2mを超す留学生はいません。そういったことを考えると、一般的なチームも「自分たちより大きい相手」と戦うときに、大濠のようなオフェンスは参考になると感じました。
「そうだと思います。確かにサイズはありますが、留学生ほどの大きさやフィジカルはありません。さらに、170センチ台、180センチ台の身のこなしやちょっとした部分のうまさもないと思っています。どんなレベルでも、カテゴリーでもヒントは出てくると思います。
 私は今いるプレーヤーたちを我慢して、時間をかけて育て、数年後にどうやって花を咲かせるようにできるのか…という種まきからの段階だと考えています。どこを見据えて練習するのかがとても大切なのです」

――大濠の練習を見ていて、プレーヤーたちの「バスケットボールIQ」の高さを感じました。さまざまな練習がありますが、練習をしていく上で重要なことは、どのような部分でしょうか?
「『できた!』で終わることが結構多いです。それをもっとやり込んで、やり込んで、自分の中に刷り込んで身に付けた、というレベルまでやれるプレーヤーが何人いるのか。やろうとしていることを少し知っているというレベルではなく、こだわりを持ってやっていくということは、どこで指導していても同じだと思います。ただし、決してやらせるのではなく、プレーヤー自身に楽しみをどう見いださせるのかということです。
『こうなったら将来はこうなれるよ』『ゲームでこうやったら有効な手段になるよ』などということを理解させながら練習していくことが重要です」

――一度の成功体験は必要です。そして、それがあるからこそ、その先に進むことができる…そこから自分でどうしていくのかが、大きなテーマになります。それは大濠が代々、大切にしている“自立”というものにつながっていくということですね。
「教えられて、やらされると、成功しても失敗してもあまり自分のものにはなっていないことが多いです。自分で考え、自分で決めたことで失敗を数多くしてほしいと思っています。
 どうしても、U12やU15は保護者との距離も近いですし、そうでないと成り立たないことも多々あります。しかし、高校からは少し距離を取り、失敗から学び、次に生かしていくのかという実力を付けていく年代ではないでしょうか。そして、それを専門的に磨いていくのが大学だと考えています。そういう良い習慣を高校時代に身に付けてほしいです」

コメントは受け付けていません。