【全日本大学駅伝】鉄紺の逆襲、箱根路で――ルーキー石田洸介&梅崎蓮が見せた可能性(BBM Sports)

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出典元:BBM Sports

10月の出雲駅伝で3位に入った東洋大は全日本大学駅伝で10位。8位の中央大に52秒届かず、14年ぶりにシード権を逃した。29回目の伊勢路は苦しい戦いとなったが、4区の石田洸介、5区の梅崎蓮、2人のルーキーの好走が光明となった。

群馬・東農大二高3年時の昨年9月、5000mで当時の高校記録となる13分34秒74をマークした石田が任されたのは4区。9位でタスキを受けると、まず拓殖大を抜き、7位をいく国学院大のエース・藤木宏太(4年)にも4秒差まで迫った。前半は11秒先に走り始めた髙橋勇輝(青学大4年)に差を広げられていたが、最後はスタート時と同じ11秒差で中継。34分08秒で、髙橋と同記録で区間賞を獲得した。

「前に何校か見えていて、抜きたいと思いながらも落ち着いて入りました。後半は国学院大に近づいたのに抜くことができず、結局、1つしか順位を上げられませんでした。区間賞は取れましたが、同タイム。自分としては、もう少し良い走りができたと思います」

細かいアップダウンがあった5~10kmで思うようにペースが上がり切らなかったといい、満足はしていない。5区で区間賞を取った出雲以降も順調に練習を積み、良い状態で今大会を迎えられたが、「力不足でした」と笑顔はなかった。それでも、2015年のドミニク・ニャイロ(山梨学大、現・NTT西日本)以来、ルーキーイヤーに出雲&全日本のダブル区間賞を達成した。

今季の駅伝は、来年1月2日、3日の箱根駅伝を残すのみ。その箱根は、全区間が20km以上の長丁場だ。「今回の12km弱くらいの距離(11.8km)なら、前半からもっと押していかなければいけなかった」と、石田に浮かれる様子はない。全日本と箱根を「別物」と表現し、箱根までの2カ月は実戦的な練習を取り入れながら、長い距離に対応できるように仕上げていく。

「東洋のエースになるには、まだまだ力が足りません。歴代の先輩方を超えられるような走りをしたい」と石田。東洋大の先輩で、東京五輪10000m代表の相澤晃(旭化成)のような、どんな展開でタスキを受けても流れを引き寄せる走りを目指す。

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