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トヨタが悲願のルマン制覇!中嶋一貴V、可夢偉らの7号車とワンツー/自動車(サンケイスポーツ)

第86回ルマン24時間決勝(16-17日、フランス・ルマン・サルテ・サーキット=1周13・626キロ)伝統の自動車耐久レース。2台で臨んだトヨタはポールポジションからスタートした中嶋一貴(33)らの8号車で初優勝を果たした。小林可夢偉(31)らの7号車は2位。3人のドライバーが交代して周回数を競い、3位以下に10周以上の大差をつけた。日本チームが日本車、日本人ドライバーを含む体制で勝つのは初めてで、日本メーカーとしては1991年のマツダ以来27年ぶり2度目。日本車のワンツーフィニッシュは初めてだった。

 待ち望んだ瞬間だ。中嶋が駆るトヨタ8号車がぶっちぎりのトップでゴール。クールダウンを終えて車を降りた中嶋は、アロンソ、ブエミと満面の笑みで抱き合った。

 「大きな夢をかなえた。最後は(マシントラブルがあった)2年前の記憶もよぎったが、落ち着いていた」

 中嶋が、万感の思いを口にした。

 「ノーパワー!!」。中嶋が無線で叫んだのは2年前。トヨタは終盤、2位のポルシェに1分半の差を築き、優勝目前だった。だが残り5分。突如エンジンパワーを失った中嶋のマシンはよろよろと停止。その横をポルシェが通過した。残り3分の悲劇だった。

 昨年は小林が予選でコース記録を出すなど速さを極めたが、決勝では3台中2台がトラブルやもらい事故でリタイア。残る1台もトラブルで2時間の修理時間を要し、54位から9位までの追い上げが精いっぱいだった。

 2012年にハイブリッド車で参戦を開始したが、ルマンで勝てないまま、ライバルのアウディが16年で、ポルシェも17年までで撤退。今季の参戦に「意味があるのか」と問う声もあった。だがやり残した思いは強かった。昨年12月の参戦発表時、豊田章男社長(62)は「24時間走り続ける“強さ”を兼ね備えることはできませんでした。まだその域に達していない」とコメントしていた。

 規定で優遇されるハイブリッド車を使う唯一のチームとして、絶対に負けられない今回。事前テストでは、わざと3輪状態で1周走ってピットに戻るなど、何があっても対処できるよう準備を徹底した。「NASA(米航空宇宙局)の宇宙船へのアプローチのようだった」とは、テスト担当ドライバーのアンソニー・デービッドソン(39)だ。

Source: 速報スポーツニュース

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