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遠藤、新三役1勝でも笑顔なかったワケ(スポーツ報知)

◆大相撲 夏場所2日目 ○遠藤(引き落とし)豊山●(14日・両国国技館)

 新小結の遠藤が新三役初白星を挙げた。同じ石川・金沢学院高の後輩で、前頭3枚目の豊山を引き落として貫禄勝ち。左膝、両足首とけがの連続で笑顔を封印してきた角界屈指の人気者が、結果でファンの期待に応えた。また、昭和の大横綱・大鵬(故人)の孫で西序二段11枚目・納谷(18)=大嶽=が、今場所初白星で序ノ口だった先場所に続き2場所連続優勝へ好スタート。2横綱、1大関、両関脇と出場する上位陣がそろって連勝発進を決めた。

 新三役で受けた初めての勝ち名乗りにも、遠藤は表情を緩めなかった。手刀を小さく切って14本の懸賞を受け取った。「勝てたので良かったです。新三役初白星? いつもと変わりません」。支度部屋では呼吸を整えながら、控えめに記念の白星を振り返った。

 冷静だった。豊山の突きを下からいなして対応。右で軽く張って押し込み、相手の両足が俵にかかった次の瞬間、右腕をたぐるように引き落として181キロを土俵上で腹ばいに。高校の3学年下の後輩との因縁対決を制しても、「まあ、特に…」と感情を封じ込めた。

 2015年春場所で左膝を負傷。けががけがを呼ぶ悪循環に陥り、三役の座をつかむまで前頭筆頭で3回負け越した。すると、人気と反比例するように口元を引き締めた。「(性格は)暗くないですよ。この3年間でしゃべらないようになった。負けているうちは何をしても認めてもらえないでしょ」。笑えないのではなく、笑わない。弟子の心中を師匠の追手風親方(元幕内・大翔山)は代弁した。

Source: 最新スポーツニュース

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