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【ヴィクトリアマイル・後記】GIで重賞初制覇ジュールポレール「強運」味方に開花(東スポWeb)

マイル女王を決める日曜(13日)のGI第13回ヴィクトリアマイル(東京芝1600メートル)は、8番人気ジュールポレール(5歳・西園)が3頭同タイムの接戦を制した。過去のデータから“リピーター”が出現しやすいレースだが、同馬は昨年3着からの単なるリピートではない。大きくジャンプアップして頂点に立った彼女には運も大きく味方した。

 昼過ぎからの降雨で混戦の度合いが増した。大きな花を咲かせたのはジュールポレール。道中は中団の8番手に構えて直線の追い比べへ。いい手応えで一完歩ごとに脚を伸ばす。レッドアヴァンセをかわし、外から伸びるリスグラシューの強襲をハナ差でしのいだところが夢のゴールだった。

 西園調教師は「理想は良馬場で雨の降りだしが早かった。でも馬を信じていた」。2012年のマイルCS勝ち馬サダムパテックの半妹という血筋から、大仕事をするであろうとの信念を持ってレースを見守った。一方、鞍上の幸は「雨がちょっと降ったのはむしろ良かった」。昨年3着時の時計(1分34秒1)を大幅に上回る1分32秒3は成長の証し。くしくも、兄サダムパテックが制したGIも稍重の馬場だった。

 ジュールポレールは重賞初制覇がGIとなった。振り返れば彼女が3連勝でオープン入りしたのは昨年の4歳春。1000万下(衣笠特別)で2着に下したアドマイヤリードは、先にヴィクトリアマイルを勝ってGIホースの仲間入りを果たした。遅れること1年。陣営は辛抱強く機が熟すのを待ち、昨年よりもいい状態で参戦できたことで能力は開花した。

 辛抱といえば、こんな経緯もある。西園調教師は「2週前の登録の時は、時間を置いて何度も何度も投票所で頭数を確認した。でも最後まで(フルゲートの)18頭のままだったから良かった」。

 もし、登録馬が多かったら賞金不足で除外の可能性もあった。それでも出走できるGIII福島牝馬S(4月21日)の登録をやめてイチかバチかに賭けた。運もしっかりと味方につけていたのだ。「もう賞金の心配はない!」と雨中で同師の晴れやかな言葉が響く。

Source: スポーツニュースサイト

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