「最強のムラカミ」に 床運動金メダルの村上茉愛が帰国/体操(サンケイスポーツ)

体操の世界選手権(モントリオール)女子種目別の床運動で、日本勢として63年ぶりの金メダルを獲得した村上茉愛(21)=日体大=が11日に帰国し、東京都内で記者会見した。前日に到着する予定だったが、航空機の機材トラブルのため1日遅れ。それもあってか、「今回ほど早く日本に帰りたい、家族や同期と話したいと思ったことはなかった」と喜びを表した。

 カナダにいる間は日本の新聞などを見ても「実感がわかなかった」というが、「帰ってきて、取材陣以外の一般の方からも『おめでとう』と声をかけられ、メダルの価値を感じた」と笑顔を見せた。

 個人総合では予選を1位で通過したが、「まさか1位とは思っていなくて、(決勝では)プレッシャーの中でうまく演技できない自分の弱さを感じた」と、4位に終わってメダルを逃した悔しさを振り返る。

 一方、種目別では「何回も練習して、仕上がっている状態で出られた。何一つ不安なく、得点を稼ぐ演技ができた」と納得の表情で振り返る。

 今後の目標としては「床と跳馬は点を稼げるので、上げていくだけ。平均台と平行棒は弱いが、練習で普段乗っていても試合で力を出さなきゃ意味がない。プレッシャーの中で確実に成功させる経験をしないと」と実戦を重ねて力を積み上げていく考えを示した。

 東京五輪へ向けて「今回(の個人総合で)は緊張とプレッシャーで演技にミスが出た。弱いところを強化したらメダルを取れる。3年間でプレッシャーに負けない自分になり、どんなときも質の高いミスのない体操をすることが、今回(の種目別)のように、軽い気持ちで入るためには必要だと思う」と分析。「(東京五輪では)『最強のムラカミ』といってもらえるように頑張りたい」と力を込めた。

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