阪神・新井良太、11日に引退会見…最後まで魅せたフルスイング(サンケイスポーツ)

(セ・リーグ、阪神6-1中日、25回戦、阪神16勝9敗、10日、甲子園)阪神・新井良太内野手(34)が今季限りで現役を引退することが10日、分かった。11日に正式発表し、会見する。中日との最終戦では代打から三塁の守備につき、2打数無安打。試合後は胴上げされ、安藤とともにグラウンドを回って、ファンにあいさつした。

 良太コールが降り注ぐ中、万感の思いで打席に立った。目もとには涙を浮かべながら、豪快なフルスイングで応えた。試合後には5度、宙を舞った。新井がプロ12年の現役生活に幕をおろした。

 「安藤さんのためのセレモニーなので、申し訳なかった。ファンの方へ感謝がいえてよかった」

 代打で登場した六回は遊ゴロ、八回は左飛に倒れたが、安藤が投げていた八回の三塁守備では、野本の三遊間への打球を横っ飛びでアウトに。らしさ全開のハッスルプレーを最後まで貫いた。

 13年には開幕4番を務めたが、翌14年に重度の腰痛をわずらい「もう野球ができないと思った」と振り返る。それからは食事の場でも数分ごとに体勢を変えるなど、けがと向き合う日々だった。

 次第に出場機会は減り、若手も台頭。それでもバットを握り続けたのは、ファンのためだ。「体が大きいからすぐ見つかっちゃう」と街中でサインをせがまれることも多いが、「俺たちは誰のおかげで給料をもらっているかなんだよね」。可能な限りファンサービスに努めてきた。

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