オカダ・カズチカ、IWGPヘビー8度目の防衛「誰かオカダを止めてくれって、みんな思っているでしょ」(スポーツ報知)

◆新日本プロレス KING OF PRO―WRESTLING ▼IWGPヘビー級選手権試合60分1本勝負 〇オカダ・カズチカ(33分26秒 レインメーカー→片エビ固め)EVIL●(9日、東京・両国国技館)

 王者・オカダ・カズチカ(29)がEVIL(30)を下し、8度目の防衛に成功した。

 8月の「G1クライマックス27」で1年ぶりのシングル戦黒星を喫した相手に立ち上がりから慎重なオカダ。まずはにらみ合いからスタートすると、2010年デビューと新日では後輩にあたるEVILに技をかける際、あえて「渡辺~!」と本名を叫び、挑発するシーンもあった。

 G1でも首を破壊された場外でのパイプイスを使っての凶器攻撃に苦しむ場面もあったが、逆に場外でEVILが投げてきたイスをよけた上でフライング・ボディプレスを決める抜群の身体能力も披露した。

 エルボー合戦では「どうした!そんなもんか、コノヤロー」と絶叫。闘志をむき出しにした戦いに。20分過ぎにEVILに抑え込まれたレフェリーにオカダのダイビング・エルボーが誤爆。レフェリー不在のリングにパイプイスを並べ、EVILを決めようとしたところにオカダはフィッシャーマンズ・スープレックスで返し、反撃開始だ。

 ツームストン・パイルドライバーからレインメーカーと畳みかけようとしたが、EVILもダークネス・フォールズ、ラリアット、雪崩式フィッシャーマンズ・スープレックスで抵抗。顔面を蹴り合う凄惨(せいさん)な戦いの末、最後はEVILをかわし、腕をフックして、レインメーカー一閃。さらに旋回式ツームストイン・パイルドライバーからのレインメーカーで仕留めて見せた。

 リング上でベルトを巻くと、まずマネジャー役の外道が「EVIL、おめえは2度と超人を倒せねえ。なぜなら、レベルが違うからだ」とマイク・パフォーマンス。外道が「出てこいよ、おら」と叫ぶと、セミファイナルで勝ち、1・4東京ドームでのIWGPヘビー級王座挑戦権利証の所有権を守った内藤哲也(35)が笑顔でリングへ歩み寄る。

 「両国にお集まり下さったお客様に俺は聞きたい。EVILを倒したオカダと石井を倒した俺。1・4東京ドームのメインイベントはオカダ対内藤でよろしいでしょうか?」とマイクを握った内藤。大歓声が「イエス」と答えると、「とは言え、3か月も先の話なわけで、いろんなことを想像しながら楽しみに待っていて下さい。1月4日までトランキーロ(焦るなよ)」と続けた内藤に、続けてマイクを握ったオカダは「内藤さん、話が長いんですよ。1月4日、東京ドーム、楽しみにしてるよ。今日の主役は内藤さんじゃないんで帰って下さい」ときっぱり。

 リング上でにらみ合う両雄に満場の「オカダ」「内藤」コールが振り注いだ。

 オカダは内藤の持ち込んだ挑戦権利証の入ったトランクを踏みつけると、「一つ、EVIL、これがIWGPの戦い、勝ち方だ。覚えとけ。二つ、次は(1・4の)レッスル・キングダム12、皆さん、楽しみにしてて下さい。三つ、特にありません…なんて俺は言えないよ。だって、1・4東京ドームが楽しみでしようがないんだよ。内藤さん、あなたは絶対に勝つことができない。まだまだ、俺が大活躍して、1・4東京ドームにカネの雨が降るぞ~!」と叫んだ。

 リングから下りても“オカダ節”はさく裂。「みんな、1・4が楽しみでしょうね。僕自身もワクワクして楽しみでしようがないです。みんな、内藤さんに期待して、次の景色が見たいんでしょうね」と汗まみれの顔でニッコリ。「内藤コールの方が大きかったのでは?」と聞かれると、「1・4まで主役は内藤さんで、僕はラスボスでいいです。僕がそれだけの存在ってことだし、みんなの『誰かオカダを止めてくれ』って気持ちも分かってますから」と目がギラリ。

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