ハリルホジッチ監督「出ていない選手にもチャンスを与えたい」…ハイチ戦での先発大幅入れ替えを示唆(GOAL)

日本代表のヴァイッド・ハリルホジッチ監督は9日、ハイチ戦に向けた前日記者会見に臨んだ。キリンチャレンジカップ2017の初戦、ニュージーランド戦は2-1で勝利を収めたが、どのような意図を持ってハイチ戦に臨むのだろうか。

まず、明日の試合については「ハイチはFIFAランキング48位(日本は40位)と、高い順位にいるが、あまり情報がない。映像も確認しているが、何度も監督が変わっている。チームとして7カ月プレーしていないようだが、映像を見るかぎりフィジカルが強く、スピードもある」とハイチを警戒するも、「我々の目的は勝つこと」と断言。「勝つことで11月の合宿に向けた良い準備になる」と語る。

また、ハイチ戦では「本大会に向けた準備をしている最中なので、出ていない選手にもチャンスを与えたい。たくさんの選手を見たい」と、これまでとは異なる選手起用を示唆。そして「チケットが余っていると聞いている。多くのサポーターに来てほしい。まだまだ多くのサポートがほしい。選手たちも『こんなにサポートされているんだ』と感じてほしい」と、多くの観客が来ることを望み、「チームは美しい勝利で応えたい」と話した。

質疑応答に入ると、日本代表DFとして活躍した秋田豊氏が、「欧州などでは若い選手が活躍する傾向にある。そういう風にしたいという意志を持っているのか」と質問。ハリルホジッチ監督は「そうした流れを続けたい。全員をリスペクトしているが、より良い選手を選びたい。チームは経験ある選手と若い選手を混ぜた方が良い。本大会までに、できるだけ多くの選手を試す。時々は合宿に呼んで、現場で見てみたい。新たに呼んだ選手がメンタル的にどうなのか、互いに感じたい」と、若手を起用する意志を示した。

ハリルホジッチ監督は、若手の起用が成功した例として8月に行われたオーストラリア戦を挙げる。ただ、「若手がおとなしい」とも指摘。「まだまだ年上をリスペクトしすぎている。いまでさえ、そのバリアーがある。ちょっとバリアーがありすぎる。若い選手たちに勇気を与え、励ますために、私は部屋へ個人個人を呼んで話している。若手に自信を持ってもらうため、そうしたトライをしている」と明かす。

さらに「12月にEAFF E-1サッカー選手権2017決勝大会もあります。それは国内組のいろいろな選手を見るチャンスです。もちろん若手を使うことに、リスクがあることは分かっています。ただ、メディアのみなさんにも若手をしっかりサポートしてほしい」と、報道陣に呼び掛けた。

「ハイチ戦では先発から、これまでと異なる選手を使うのか」という質問には、「何人かは、いままで通りの先発かもしれないが、来年の3月をめどに最終的なチームを決めたい。私の頭の中には13人から15人しっかりプレーしてもらいたい選手がいる」と答えた。

さらに、ハリルホジッチ監督は本大会を見据え、「グループリーグ3試合は、かなり短い期間で行われる。疲労により選手の変更が必要になることもある」と続ける。

「ビッグクラブもそういう傾向で、パリ・サンジェルマンなどは2チームぐらいあるが、いつもプレーしているメンバーもいる。監督がいつも出ている選手を外す決断ができない場合もあるが、私は違う。たとえスター選手でも、選手の意思に関係なく、休ませなければならない」と話し、誰にも先発メンバーを約束していないと強調。そして「スターはチームだ」という自身の考えは、選手たちに浸透していると述べた。

「W杯での戦い方は、これまでの延長線上になるのか、あるいは新たに作るのか」という質問には、「私の頭の中には3つの異なるオーガナイズがある」と答える。そのうちの1つは「ニュージーランド戦で使ったが、ハイチ戦も同じようになる」と説明しつつも、あらゆる状況に合わせて使い分けるとした。

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