残り30秒の奇跡!C大阪、劇的V弾で初の決勝進出/ルヴァン杯(サンケイスポーツ)

YBCルヴァン杯準決勝第2戦(8日、G大阪1-2C大阪、吹田ス)敵地で臨んだC大阪が2-1でG大阪に勝ち、初の決勝進出を果たした。残り30秒でDF木本恭生(24)が劇的な決勝ゴール。第1戦はアウェーゴール2点を奪われて引き分け、不利な状況だったが最後の最後にひっくり返した。川崎は仙台に3-1で勝利し、8年ぶり4度目の決勝進出。ともに国内主要大会での初タイトルをかけて、11月4日に埼玉スタジアムで対戦する。

 今季4度目にして最後の大阪ダービーは、劇的な幕切れ。残り30秒、ラスト1プレーでDF木本が決勝点を奪い、C大阪が決勝切符をゲット。クラブ悲願の初タイトルに手をかけた。

 「声援も聞こえないくらい、パニックになってました。みんなで頑張って1失点に抑えられたからこそ。みんなで獲った1点でした」

 ヒーローは満面の笑みを浮かべた。後半15分に失点し、1-1ならアウェーゴール数の差でG大阪に屈する状態。5バックで固めてきたガンバの壁を、最後の最後で打ち破った。残り1分、パワープレーでセンターバックの背番号15は迷わず最前線に攻め上がっていた。「自分の判断。後ろはヨニッチ選手の1対1でいけると思った」。ここで右からMF水沼が絶妙クロス。頭でピタリと合わせ、値千金の決勝点をもぎとった。

 日程が厳しくなることや、国際Aマッチウイークに開かれることもあり、ルヴァン杯はリーグで出場機会の少ない“1・5軍”で臨んできた。大一番のこの日も本来の主将FW柿谷ではなくMF秋山がキャプテンマークを巻き、レギュラーのDF山下ではなく木本が先発した。「監督が使ってくれて、モチベーション高く臨むことができている」と木本。尹晶煥(ユン・ジョンファン)監督は「ルヴァン組だけでなく、全選手が決勝に残りたい気持ちを強く持っていたと思う。全選手が大きな変化をしようとしている」。リーグでも5位と好位置につけており、指揮官の思惑以上に桜軍団が成長を果たしている。

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