【横浜M】4発1差!自力V復活…最終節でF東京と優勝決定戦も…担当記者が読み解く(スポーツ報知)

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◆明治安田生命J1リーグ第31節 横浜M4―2札幌(9日・ニッパツ)

 まるでビハインドを追い付こうとしているチームのようだった。2点リードで迎えた終盤。横浜Mは“時間稼ぎ”の素振りすら見せずに激しいプレスでボールを奪い、ゴールへ向かい続けた。

 相手のミスを突き、開始4分で2点のリードを握った。もう1点奪いにいくか、守りに入るか。2―0はピッチ内の選手間で意思統一を図るのが難しく「危険なスコア」と言われることが多い。18年のロシアW杯決勝トーナメント1回戦でも、日本は2―0からベルギーに逆転負けを喫した。

 試合巧者と呼ばれる鹿島のようなクラブなら失点のリスクを減らすことを最優先させるだろうが、アンジェ・ポステコグルー監督(54)は「監督に就任した初日から、このサッカーでいくと言った。一度変えると信用を失う」と攻め続けさせた。就任2年間で堅守から超攻撃的へと舵を切った選手の思考にも、ブレは一切なかった。

 MF扇原「自分たちのサッカーは、いつでもプレスをかけ続けること」

 MF喜田「2、3点とっても満足することなく4、5点と狙い続けられた」

 1点差に迫られた前半23分。センターサークル内でボールを拾ったFW仲川は相手3人をかわし50メートルを独走。「イメージ通り」と最後はGKも振り切る3点目で勝負を決めた。

 4得点の大勝で総得点を60に伸ばし、2005年からの現行制度(18クラブ1ステージ。15、16年は2ステージ)でのクラブ記録を更新。鹿島が敗れたため自力優勝も復活し、最終節のF東京戦(12月7日・日産ス)は“優勝決定戦”になる可能性も十分だ。04年以来15年ぶりの優勝へ重圧もかかるが、指揮官は「(最終節で)同じような状況になっても攻め続ける」と断言した。チーム全体で共有する“攻撃こそ最大の防御”というポリシーに、隙は見当たらない。(田中 雄己)

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