森保ジャパンの“フェラーリ”伊東が3アシスト!ラグビー松島、福岡ばりの快足で(サンケイスポーツ)

出典元:快足を飛ばして相手を振り切る伊東(左)。森保ジャパンの“フェラーリ”が躍動した (撮影・甘利慈)

カタールW杯アジア2次予選F組(10日、日本6-0モンゴル、埼玉)俺の快足も忘れるな。MF伊東が前半だけで3アシスト。前半22分にDF酒井のスルーパスに反応すると、敵陣深くから右クロスでMF南野の先制弾をアシストした。

 「サイドを抜けてクロスを上げられた。1点取るまでが大変だった」

 同33分には南野とのワンツーでペナルティーエリアに進入し、DF長友の得点を演出。同40分にもFW永井の得点をおぜん立て。酒井には「前に行かせて」と要求し、常に高い位置取りで相手の裏を狙った。

 「ポルシェとトヨタの小型車ぐらい違う」とモンゴル代表のワイズ監督も舌を巻いた。永井、浅野の両FWとともに、日本屈指と評されるスピードを持つ伊東。ラグビー日本代表ではWTB松島幸太朗(26)、WTB福岡堅樹(27)の快足が「フェラーリ」と呼ばれたが、サッカーも負けてはいない。

 10代は全国的に無名選手だった。神奈川大に入学当初も、周りと息が合えば力を発揮したが、それは1試合に数回。サッカー部の大森酉三郎監督は「(大学時代は)まだまだ荒削り。でも、仲間と学んで、吸収する賢さや素直さがあった」と振り返る。

 早大との公式戦で左サイドバックだったDF三竿雄斗(現J1大分)に何もさせてもらえず、涙を流した。それでも周りを使うことを覚え、4年時は関東大学2部リーグでアシスト王を獲得。今年2月にベルギー1部のゲンクへ移籍し、6月に大学を訪れた際は「母校に恩返しするため、もっと大きな移籍を目指します」と誓ったという。

 堂安や久保と争う右のポジションでフル出場。「競争が激しいほどチームは強くなる。自分で点を取れれば、もっと怖い選手になれる」。成長を続ける26歳は言葉に力を込めた。

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