阪神・鳥谷「やるしかない!」連敗で崖っ縁…G4連倒あるのみ(サンケイスポーツ)

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出典元:八回、三飛に倒れた鳥谷。鋭い眼光で打球の行方を見つめた(撮影・水島啓輔)

(セ・クライマックスシリーズ・ファイナルステージ第2戦、巨人6-0阪神、巨人3勝、10日、東京D)レギュラーシーズン3位の阪神がセ1位の巨人に完封負け。Gにはリーグ優勝による1勝のアドバンテージがあり、0勝3敗。日本シリーズ進出へ、王手をかけられた。今季限りで退団する鳥谷敬内野手(38)は代打で三飛も「やるしかない」と奮起。「虎の鳥谷」をまだまだ見たい! もう、勝つしかない!

 まだ見せなきゃいけない景色がある。宿敵を相手に完敗し、0勝2敗。アドバンテージの“1敗”を加え、終戦が目の前にやってきた。今季の虎が終わる。ということは「阪神・鳥谷」にも終止符が打たれる。徳俵に足が乗った鳥谷は必死で前を向いていた。

 「自分のできることをやるしかない。出たところでしっかりやるだけです」

 5点を追う八回2死、代打で登場した。大竹の148キロ直球に力ない三飛に終わり、好機を作ることはできなかったが、まるでにらみつけるかのような鋭い眼力だった。

 振り返れば、大歓声が降り注いだのは、ここだけだった。出番を待っていた七回、ナインが守備に就くときには自ら左翼のキャッチボール役を務めた。福留とボールを交わした後、スタンドに白球を投げ込み、子どもが大喜びでキャッチする場面もあった。

 チームはメルセデスに7回0封と手も足も出ず0-6の完敗。30イニング適時打なしの虎にとって、いきなりのビハインドは大きかった。もう4連勝しか許されない崖っぷちに立たされたが、過去のプレーオフ、CSで無敗で王手をかけられると過去16度全て日本シリーズに進出されている。つまり、突破率0%-。

 シーズンを6連勝でフィニッシュし、大逆転でCSの切符をつかんだ。ファーストステージとなったDeNA戦(横浜)ではCS史上最大となる6点差をひっくり返すなどして、数々の奇跡を起こし、この舞台にたどり着いた。ついに突きつけられた「0%」。日本シリーズにいくにはもう、歴史ごと覆すしかない。

 鳥谷のタテジマ姿を、もっと見たい。だから、勝ってくれ。虎党の叫びだ。8月29日に球団から引退勧告を受け、他球団でのプレーすることを伝えた。同31日には「タイガースのユニホームを着てやるのは、今シーズンで最後」と激白。2005年、14年と経験した日本シリーズを前に別れを告げるのは早すぎる。

 「グラウンドとか球場に思い入れなんてないよ」という鳥谷だが、15年前の04年4月2日の巨人戦。この東京ドームでプロの道が始まった。最初の打席は空振り三振。そのときにマウンドに立っていたのが、今年の5月に引退を表明した上原浩治氏(44)だった。ユニホームを脱ぐことを知った鳥谷は「(直接の)面識はないけど、プロで初めて対戦した方だし、何より偉大な投手ですから」と思いをはせた。同日に放ったプロ初安打のボールは「そこらへんに転がっているんじゃない?」と笑うが、2085安打の道のりはここから始まった。

 もう一度東京で、奇跡を見せたい。

 「個人的なことはもういいでしょ」

 ずっと一緒にはいられないのはわかっている。もう少しだけでも、僕たちのヒーローであってほしい。未来へと歩き出す前に、「虎の鳥谷」として、夢を見せる。

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