【巨人】坂本勇、阿部と日本S…阪神を「強い気持ち」ではね返す (スポーツ報知)

出典元:今季で引退する阿部(奥右から2人目)の背番号「10」が記された記念Tシャツを着用して練習する巨人ナイン(カメラ・関口 俊明)

◆2019 クライマックスシリーズ・セ 最終ステージ第1戦 巨人―阪神(9日・東京ドーム)

 引き締まった表情で、坂本勇はCS最終Sに向けて熱い思いを口にした。相手は第1SでDeNAを倒した阪神に決定。前日(7日)の試合はテレビで観戦し、相手がシーズン6連勝締めから勢いに乗っていることを改めて実感したが、王者として全力で立ち向かう覚悟は出来ている。

 「向こうは勢いに乗ってくると思う。その勢いに負けないように、はね返せるように。こっちももっともっと強い気持ちでやりたいなと思います」

 最高の舞台が後押ししてくれる。最終Sが開催される本拠地・東京Dでは、今季64試合に出場し、打率3割4分、22本塁打、49打点。圧倒的な成績を残し、満場一致で球団では松井、阿部、菅野に並ぶ最多タイ3度目の「東京ドームMVP賞」の受賞も決まった。

 この日、同球場内で行われた表彰式に参加し、好調の要因を聞かれると「ロッカーの居心地もいいですし、本当に12球団で一番やりやすい球場だと僕は思っているので、自然とバッターボックスでもメンタル的にもいい状態で打席に立てているのかなと思います」。最大限の力が発揮される場所で、シーズン同様の活躍を見せてくれるはずだ。

 偉大な先輩との最後の戦いにもなる。今季限りで阿部が現役を引退。勇人にとっては高卒1年目のオフから自主トレに連れていってもらい、15年からは主将の座を継承するなど背番号10の背中を常に追いかけてきた。表彰式では9月27日のDeNA戦で球団の生え抜き右打者で初の40号を放ち、阿部とのアベック弾が完成した一戦を「僕の野球人生の中でも一番の思い出に残る試合なのかなと思います」と振り返るなど、感謝の思いは尽きることはない。

 だからこそ、有終の美を飾ってもらう。この日の全体練習では全員が阿部のために作製された、背面に背番号「10」と入った黒のTシャツを着用し一体感が生まれた。「阿部さんと1試合でも長く一緒にプレーしたい。日本一になって銀座でパレードするのが新しい目標」と口にしてきた背番号6。最後の夢をかなえるためにも、まずは第一関門を突破する。(後藤 亮太)

 ◆坂本勇の今季東京Dでの主な本塁打

 ▽5月1日 中日戦の2回に12球団最速の「令和1号」となる8号ソロを放った。

 ▽7月4日 中日戦の2回に自身6年ぶりの満塁弾となる24号をマーク。

 ▽8月9日 ヤクルト戦の7点ビハインドの4回にリーグ最速の30号到達。チームは最大7点差を大逆転勝利。

 ▽8月28日 広島戦の5回に左翼席上部の看板に直撃する33号逆転2ラン。

 ▽9月27日 「ありがとう 慎之助」と銘打たれたDeNA戦の4回に球団の生え抜き右打者では初の40号到達。さらに直後に阿部もアーチを描き、新旧主将によるアベック弾が完成。

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