川井梨、2大会連続五輪決めた!伊調との代表争い決着/レスリング(サンケイスポーツ)

レスリング・世界選手権第4日(18日、カザフスタン・ヌルスルタン)2020年東京五輪予選を兼ねた大会。57キロ級の川井梨紗子(24)=ジャパンビバレッジ=と76キロ級の皆川博恵(32)=クリナップ=がともに4試合を勝って19日の決勝に進んでメダルを確定させ、日本協会の選考基準を満たして五輪代表に決まった。五輪を4連覇した伊調馨(35)=ALSOK=は57キロ級で五輪出場の道を絶たれた。階級を変更することには現時点では否定的で現役を引退する可能性もある。

 勝利を確信し、2度、右手で握り拳を作った。一瞬、頬を緩め、決勝進出にホッと息をついた。2016年リオデジャネイロ五輪63キロ級金メダリストの川井梨が、2大会連続の五輪を決めた。

 「やりきろうという気持ちが強かった。幸せを感じながらチャンスをものにするだけだった。後悔したくはなかった」

 東京五輪出場権の懸かった準決勝。手足が長いアデクロイエ(ナイジェリア)に開始1分に片足をとられ、場外に押し出されて1点を失った。今大会4試合目にして初失点。それでも「足が長い分、構えが高い」と冷静だった。第2ピリオドでタックルを仕掛け2点を奪い逆転。その後も信条の「攻め」を貫いた。

 「(伊調)馨さんに勝って五輪に出たい、というのはずっとあった」

 リオ五輪63キロ級金メダル後、3歳下の友香子(至学館大)との東京五輪姉妹優勝へ57キロ級に階級を変更。立ちはだかったのはパワハラ問題を乗り越え、復帰した五輪V4の伊調だった。

 昨年末の全日本選手権敗戦後、母・初江さんに「辞めようかな」と打ち明けた。年が明けても気持ちの整理がつかなかったが「2人で出たい気持ちが大きい」と友香子との五輪姉妹優勝が、気持ちを突き動かした。

 負ければ、東京五輪の自力出場が消滅する中、伊調に6月の全日本選抜選手権と7月のプレーオフを連勝。初江さんは「(年末年始以降は)ぶれずに、弱音をはくことなく、落ち着いて安定していた」と振り返る。この結果で、日本中が注目した金メダリスト同士による代表争いに決着をつけた。

 「いい結果で東京五輪に行けるようにする」

 19日の決勝で世界女王・栄寧寧(中国)と対戦する。代表争いのプレッシャーから解放された川井梨が、世界の頂点に駆け上がる。

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