打だけじゃない!西武、足攻M6 辻監督絶賛「頭脳プレーだね」(サンケイスポーツ)

出典元:オリックス・若月の二塁送球の間に栗山が本塁を陥れ、“ダブルスチール”を成功させた(撮影・尾崎修二)

(パ・リーグ、西武5-0オリックス、25回戦、西武17勝8敗、18日、メットライフ)パ・リーグ首位の西武は18日、オリックス最終戦(メットライフ)に5-0で快勝した。1-0の五回2死一、三塁で、一走・秋山翔吾外野手(31)が二盗を狙ったと見せかけて二塁直前で止まる間に、三走・栗山巧外野手(36)が本塁を陥れ、貴重な2点目を奪取。足で勝利につなげた。2位・ソフトバンクが楽天に敗れ、優勝へのマジックナンバーは「6」に。最短で21日にも、2年連続のリーグ優勝が決まる。

 これぞ、辻野球の真骨頂だ。1-0と膠着(こうちゃく)状態の五回2死一、三塁、打者・源田の場面。カウント1-2からの4球目に一走・秋山が二盗を仕掛けると、捕手・若月はすぐさま二塁に送球した。しかし秋山は二塁直前で止まり、一塁方向へ戻る間に、三走・栗山が猛然とホームへ滑り込んだ。

 「クリ(栗山)の走塁もよかったけれど、秋山もショート(の太田)がタッチにいきたくなるような絶妙な位置で止まった。頭脳プレーだね」

 辻監督が華麗な“ダブルスチール”を完遂させた殊勲の2人をたたえた。「(捕手が二塁に)投げたら行け」との指示が出ていた。秋山は「ギリギリだったけれど、いいタイミングでできた」とうなずき、栗山も「思い切っていいスタートが切れた。いい形でハマってくれた」とニヤリ。栗山は、日頃から辻監督に「シーズンで何回かあるケース。状況を見て、思い切って狙えるときは来い」とアドバイスを受けていたことを明かし、「ある種、打点とか以上にうれしい」と端正なマスクを緩ませた。

 12球団ナンバーワンのチーム打率・267、総得点725点を誇る強力「獅子おどし打線」が目立つが、“足攻”も、もう一つの西武の武器として敵に刃を向ける。指揮官が就任以来掲げる「一つでも先の塁へ」の意識は、チームに浸透。就任以降の3年間は盗塁数も3年連続で12球団トップの数字(今季は129個)を誇り、三回にリーグトップの40盗塁目となる二盗を決めた金子侑も「いけると思ったらスタートを切る勇気を持って、最後までやっていきたい」と胸を張った。

 1980年代後半から90年代前半の黄金時代を支えた辻監督は「チームとして常にスキあらばと考えていた」と当時を回想。“孝行息子”たちの活躍に目尻を下げた。

 楽天に敗れた2位・ソフトバンクに2ゲーム差をつけ、優勝へのマジックナンバーは「6」。セ・リーグは巨人の最短Vが20日となる一方で、西武は最近20試合を15勝5敗とハイペースで勝ち続け、最短Vは21日。両リーグ同日優勝もありえる状況になってきた。“西武特急”の歓喜の終着駅が、確実に近づいてきている。

【広告】

市場最安級の月額料金3,609円で使えて、

最大32,000円キャッシュバック! 

市場最強にお得なWiMAX2+はこちら




コメントは受け付けていません。