鈴木亜由子、3位に4秒差の2位で東京五輪「もう一度五輪で戦いたい思いが自分をゴールに…」(スポーツ報知)

出典元:2位でゴールする鈴木亜由子(左は3位の小原怜)

◆マラソン グランドチャンピオンシップ(15日、明治神宮外苑いちょう並木発着=42・195キロ)

 女子は前田穂南(23)=天満屋=が2時間25分15秒で制し、東京五輪代表に内定。2000年シドニーから12年ロンドンまで4大会連続五輪出場を果たした名門から新星が誕生した。16年リオ五輪5000メートル代表の鈴木亜由子(27)=日本郵政グループ=が2位で連続五輪切符を獲得。リオ五輪代表を1秒差で逃した小原怜(29)=天満屋=は4秒差の3位で、今冬からのファイナルチャレンジ次第で3人目の代表となる。

 迫り来る足音を、鈴木は気持ちで振り切った。25キロすぎから、足が思うように動かなくなった。「とにかく、一歩一歩前に」。歯を食いしばり、腕を振った。残り10キロで3番手の小原が約30秒差に迫った。「不安もあった。もう一度五輪で戦いたい思いが、最後まで自分をゴールに運んでくれた」。最後は4秒差で逃げた。5000メートルで16年リオ五輪に出場した27歳が、マラソンで初の五輪切符をつかんだ。

 40キロ地点の沿道には、高校時代に指導を受けた夏目輝久さんの姿があった。「自分に負けるな!」というような叫び声が聞こえた。最も苦しい上り坂で、恩師の声が背中を押した。

 18年8月に北海道で初マラソンに挑み、2時間28分32秒で優勝。わずか2回目のマラソンで夢をつかんだ。ただ、内容には満足していない。「マラソンの怖さを知った。苦しさを忘れず『五輪で結果を残すんだ』と強い気持ちでやっていきたい」と誓った。(小林 玲花)

 ◆鈴木 亜由子(すずき・あゆこ)1991年10月8日、愛知・豊橋市生まれ。27歳。小学2年から陸上を始め、豊城中ではバスケットボール部に所属しながら全中1500メートル連覇。時習館高へ進み、全国高校総体3000メートル8位。名古屋大経済学部を経て2014年に日本郵政グループに加入。15年北京世陸5000メートル9位。16年リオ五輪5000メートル出場。家族は両親と兄、姉。154センチ、38キロ。

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