【紫苑S】パッシングスルー、叩き合い制し5戦目で重賞初制覇!秋華賞は黒岩調教師「様子見て」(スポーツ報知)

出典元:記念写真に納まる(右から)黒岩調教師、戸崎らパッシングスルーの関係者

◆第4回紫苑S・G3(9月7日、中山・芝2000メートル、良)

 秋華賞トライアル、第4回紫苑S・G3は7日、中山競馬場の芝2000メートルで行われ、2番人気のパッシングスルー(戸崎)が鼻差の激戦を制し、1分58秒3の好時計で重賞初制覇を飾った。2着のフェアリーポルカ、1番人気で3着だったカレンブーケドールまでが、10月13日に京都で行われるG1の優先出走権を手にした。

 道中は2、3、4番手で運んだ3頭での叩き合い。ゴール前では重賞初Vをかけたデッドヒートは2頭に絞られた。急坂を駆け上がって、パッシングスルーが外から必死の形相で追いかける。最内で伸びたフェアリーポルカと馬体を離しての激闘。最後は鼻差だけとらえていた。「勝ったかなと思ってたけど、レース映像見たらヒヤヒヤものでしたね」と戸崎。勝利の実感が徐々にこみ上げた。

 黒岩調教師は「正直厳しいかな」とゴールの瞬間は感じていただけに、16年エルムS(リッカルド)以来3度目のJRA重賞Vの喜びはひとしおだ。それも、「思い描いた形で臨むことができたし、自信を持っていた」(黒岩師)仕上げが最高の結果に結びついたのだから。昨年10月にデビューし、3か月、3か月半、2か月半、2か月と間を空けて大事に使ってきて、5戦目で初タイトルにこぎつけた。

 牝馬3冠最終戦の優先出走権を手にしたが、福島県のノーザンファーム天栄へ放牧に出す、これまでと同じ形をとる。「勝ったばかりなので、(馬を)見てみないと分からない。様子を見て」と黒岩師。重賞ウィナーとして、エリザベス女王杯(11月10日、京都)など古馬相手のビッグレースが視野に入るが、今後も成長を促しながら一戦を狙い撃つ。「牝馬の割にはパワーもある馬。楽しみ。期待してもらいたい」と戸崎。“収穫の秋”に向けて、楽しみな3歳牝馬がまた一つ階段を駆け上った。(恩田 諭)

 ◆パッシングスルー 父ルーラーシップ、母マイティースルー(父クロフネ)。美浦・黒岩陽一厩舎の牝3歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算5戦3勝。総収得賞金は6352万5000円。重賞初勝利。馬主は(有)キャロットファーム。

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