【山梨】ミラクル市川、12年ぶり8強 単独チーム最後の夏に公式戦3連敗中の都留撃破(スポーツ報知)

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出典元:校歌を歌い終えた市川ナインは笑顔で応援席へ駆けだした(カメラ・西村 國継)

◆第101回全国高校野球選手権山梨大会 第9日 ▽3回戦 市川10―9都留(18日、山日YBS球場)

 3回戦3試合が行われ、8強が出そろった。来春に新設校となるため、単独チームでの出場が最後となる市川は、都留に10―9で競り勝ち、12年ぶりの準々決勝に進出した。両軍計22安打が飛び交う雨中の乱打戦を、右下手投げエースの村松智之(3年)ら3投手の継投で粘り強く制した。富士学苑は延長10回の末に3―2で日川を下し、3年ぶりの8強。あす20日から準々決勝が行われ、順調に日程が進めば24日に決勝戦が行われる。

 12年ぶりの8強進出を決めると、カクテル光線に照らされた市川ナインは拳を突き上げた。3年生が入学した17年から同年秋、昨夏、今春と公式戦3連敗中の都留にリベンジ。村松は「OBや地域の方たちからも期待されていたので、勝てて本当にうれしい。ここまで成長させてくれた都留には感謝したい」と、ライバルに敬意を表した。

 春夏通算5度の甲子園出場を誇り、91年センバツ初出場4強で「ミラクル市川」と呼ばれたが、来春、増穂商、峡南と再編され新設校になるため、単独チームは最後の夏。捕手として99年センバツで8強入りしたOBの佐野大輔監督(37)は、今春から就任。「都留に負けて始まったチーム。本当に成長した」と目を細めた。

 指揮官が選手たちを頼もしく感じたのは、5回終了後から1時間14分の雨天中断時。「再開前、私が声を掛ける前に選手たちが『先頭打者が大事だぞ』『足動かせよ』『声出せよ』と話していた」と、うなずいた。

 村松は右肋骨(ろっこつ)の疲労骨折を押し、激しい雨の中でも6回まで3失点。9―3の7回に崩れて4点を失ったが、春までエースだった背番号9右腕の小島佑太、サイド右腕の長田翔馬(ともに3年)とつなぎ、逆転は許さなかった。

 グラウンド状況が悪くても、手堅い攻撃スタイルは崩さなかった。12四死球でチャンスを作り、4犠打、初回の本盗含む5盗塁を果敢に成功させ、トータル3時間55分の死闘を制した。

VS東海大甲府 21日の準々決勝の相手は、昨秋優勝の東海大甲府。村松は「次は10点も取れない。投手陣で協力して抑えたい」と意気込んだ。1点を追う初回、右前同点打で決勝の適時失策を誘った小島も「強い相手だが、勝たないと甲子園に行けない。強気でいく」と気合十分。25年ぶりの頂点へ、ミラクル市川はまだまだ終わらない。(竹内 竜也)

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