照ノ富士が復帰3場所目も勝ち越し「感覚が戻ってきてくれている」(スポーツ報知)

◆大相撲名古屋場所9日目(15日、ドルフィンズアリーナ)

 大関経験者として初めて幕下以下に転落した東幕下59枚目・照ノ富士(27)=伊勢ヶ浜=が東57枚目・魔天海(29)=阿武松=を豪快な下手投げで転がし勝ち越しを決めた。

 「相手が関取だったころ相撲を見ていて左を差してくると思って、左から張って左四つに組もうと思ったら変わってきて。一瞬、あっと思ったけど、体が動いてくれて良かった」と振り返った。左薬指の脱臼は依然として痛みを残しているが、「日に日に良くなっているけど、すぐではない。相撲を取った後に痛みがある」と続けた。

 場所中に体重が8キロも減ってしまった。「食事は普通に取っているよ。夜にジムに行って、汗をかいているからかな。勝ち越し? それほど意識はないよ。体が動いてくれていて、感覚が戻ってきてくれているから」と復活の階段を確実に上っていることが心の支えになっている。

 親交があるプロボクシングの亀田和毅(協栄)がWBC世界スーパーバンタム級王座統一戦で判定負けしたことも「後でビデオを見ました。でも、もう一度やると言っていた。頑張ってほしいね」。照ノ富士自身も大関から序二段まで落ちた。再びはい上がろうとする同い年の友人の復活劇に期待を寄せていた。

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