中村、ヤクルト救い打ち!選手会長が八回2死満塁からV二塁打(サンケイスポーツ)

出典元:低めのスライダーに体勢を崩されながらも選手会長の中村が八回に決勝の2点打を放った(撮影・長尾みなみ)

(セ・パ交流戦、楽天3-11ヤクルト、3回戦、楽天2勝1敗、13日、楽天生命)ヤクルトは13日、楽天最終戦(楽天生命パーク)に11-3で勝利し、連敗を2で止めた。同点に追い付いた八回2死満塁から、選手会長の中村悠平捕手(28)が左翼線に2点二塁打で勝ち越した。七回以降の逆転劇は4月13日の巨人戦(東京ドーム)以来、2カ月ぶり。4月25日の巨人戦(神宮)以来となる2桁得点を挙げるなど、不屈の闘志が戻ってきた。

 仙台の地で不屈の燕が蘇った。相手の暴投で同点とした八回2死満塁。中村が変則左腕・高梨のスライダーを捉えた打球は、左翼線を抜けていった。

 「(カウント1-2と)追い込まれていたので必死に食らいついた。良い形に引っかかって、良いところに飛んでくれた」

 昨季は代名詞だった七回以降の逆転勝ちは、4月13日の巨人戦以来、実に2カ月ぶり。九回は打者一巡の猛攻で6点を加え、2桁得点も4月25日の巨人戦以来だった。

 選手会長として苦しいシーズンを送っている。5月14日-6月1日はセ・リーグ記録に並ぶ16連敗を喫した。自身は下半身の状態が万全ではなく、投手の風張を代走に送られたこともあった。「できることはやろうと思って」と数カ所の治療院を駆け回った。

 今季開幕前。中村は夫人の愛美さんに一通の手紙を書いた。「恥ずかしい話ですけど、初めて家族に手紙を書きました。野球選手は家にいられないことが多い。遠征の時は子供を任せきりになってしまう。こんな時にしか言えないので『いつもありがとう』という言葉を書きました」。一緒に戦うのは家族も同じ。どんなときも明るく振る舞う家族の姿に突き動かされている。

 八回は代打・山崎が左前打で突破口を開き、代打・荒木が四球で好機を広げた。「終盤、途中から出ていった選手たちが良い働きをしてくれた」と小川監督。チーム一丸となった逆転劇は再浮上への明るい材料となる。

 「一度逆転されたけど、再逆転できた。(連敗中は)逆転されて落ち込みがちだった。苦しいゲームは選手ではね返していかないといけない」と中村。連敗は2でストップ。最下位からの逆襲がいよいよ始まる。

【広告】

最大55,000円も

お得!





コメントは受け付けていません。