出典元:創立16年目で初の4強進出はならなかった富士北稜ナイン
◆春季高校野球山梨県大会 ▽準々決勝 駿台甲府10―0富士北稜=5回コールド(1日・山日YBS球場)
ノーシードから勝ち上がり、2004年の創立から16年目で初の県大会8強に進出した富士北稜は、Bシードの駿台甲府に5回コールドで大敗。初の4強はならなかった。
2年生エース右腕の古西祐羽(こにし・ゆう)が、2回1/3を8安打7失点と、駿台甲府の強力打線を抑えきれなかった。守備陣も3失策。打線も4回に3番・片山凌二塁手(3年)が左翼線へ二塁打を放っただけで、5回1安打無得点に封じられた。
山中昭平監督(30)は「力負けでしたね。相手が打つのは分かっていたが、こちらが踏ん張りきれなかった」と振り返った。それでも、初の8強入りで夏のシード権を獲得。指揮官は「(8強には)満足しているが、強い私学と戦ってもう一つ上を目指すには、もっと一つ一つのプレーの正確性を上げなければいけない」と、夏への課題を口にした。