ウルフ・アロン、平成最後V「たくさんの人の応援が力になった」(スポーツ報知)

出典元:初優勝のウルフは天皇杯を手に笑顔を見せた(カメラ・相川 和寛)

◆柔道 全日本選手権(29日、東京・日本武道館)

 平成のラストチャンピオンはウルフだ! 8月の世界選手権(東京)男子100キロ超級代表選考を兼ねて体重無差別で行われ、100キロ級代表のウルフ・アロン(23)=関東・了徳寺学園職=が最重量級の有力選手を次々と撃破。初優勝を果たした。連覇を狙った原沢久喜(26)=推薦・百五銀行=は準々決勝で敗退。大会後、全柔連男子強化委員会が行われ、100キロ超級代表には原沢が選ばれた。

 息が上がりつつある相手の一瞬の隙を逃さなかった。ウルフの伸ばした左足を軸に、加藤博の体が宙に弧を描いた。ゴールデンスコアの延長戦。一本判定でもおかしくないほど鮮やかな支えつり込み足が技ありとなり勝利が決定。平成最後の大会で、ほしかった「柔道日本一」の称号を手にした。

 応援席に指で一番を示した平成12人目の新全日本王者は、畳の上の優勝者インタビューでマイクを向けられると、対戦相手をにらみ続けた鋭い目がみるみるうちに真っ赤になった。

 「光栄です。目標にしていた大会なので、うれしい。一昨年は2位で、昨年はけがで出られず。そんなことを思い出して…。たくさんの人の応援が力になった」

 100キロ級を主戦場とする選手の優勝は13年の穴井以来6年ぶり。6日の全日本選抜体重別で羽賀龍之介(旭化成)に決勝で敗れたが、100キロ級の世界選手権代表に選ばれた。今大会に向け「けがのリスクはあるけど、外国の大きな選手に対抗するためにも100キロ超級の選手と戦うのは大事と考えた」と、3週間かけ体重を108キロ(当日は105キロ)まで増やして体重無差別の大会に臨んだ。

 切れのある内股と支えつり込み足で初戦の2回戦から連勝。準々決勝で3度Vの王子谷剛志(26)=推薦・旭化成=に6分14秒の激闘の末、内股で一本勝ち。準決勝で小川雄勢(22)=東京・パーク24=に大内刈りで一本勝ちと、最重量級の相手を撃破すると、決勝は12年大会覇者の加藤博を退けた。5試合で4つの一本を決め、うち3つは最重量級相手からだった。

 「そると力が落ちちゃうかもと思って胸毛は最近、そらない」と笑わせたウルフ。米国出身の父・ジェームスさん、母・美香子さんら家族が見守る中の勝利に「カタカナの名前の人が全日本取ったのは初めて。うれしいです」と笑った。

 「平成の最後に全日本で勝った。令和の最初に世界で勝って、最高のスタートを切りたい」。17年の世界柔道を制し、この日、柔道3冠の2つ目を取ったウルフ。残るは五輪金メダル。まずは世界柔道で2度目の頂点に立ち、来年に夢をつなげる。(谷口 隆俊)

 ◆ウルフ・アロン 1996年2月25日、東京都生まれ。23歳。千葉・東海大浦安高時代の2013年に高校総体100キロ超級で優勝。東海大時代の15、16年講道館杯100キロ級で優勝。16、17年に全日本選抜体重別選手権を2連覇し、17年全日本選手権で準優勝。昨年はGS大阪で初優勝した。得意技は大内刈り、内股。181センチ。

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