【推しメン15】<13>SH流大、自分に厳しい天性のリーダー(スポーツ報知)

出典元:練習で突破を試みる流

「日本代表になる」

 流は高校時代、朝5時過ぎに起きると自分で書いて天井に貼った紙を見てイメージをふくらませていた。当時は「自分に思いこませるというか、代表になるんだと思って行動していた」。6時前には福岡・久留米市の自宅を出て、約2時間かかる熊本の荒尾高(現・岱志高)に通った。本当は1本遅い電車でも間に合うが「人と同じことをやっていてもダメ」という思いで早起きを苦にしなかった。

 信念は今でも貫く。練習では厳しいメニューでも先頭に立って小走りで移動する。リーダーグループの1人として「頭上げていこう!」「ラストだよ!」などの声掛けも忘れない。「周りに厳しく要求する分、自分も常に全力な姿を見せる」。主将を務めた高校、帝京大時代から姿勢は変わらない。

 リーダー気質を評価され、若手主体だった17年4月22日のアジア選手権、韓国戦で初キャップながら主将を任された。昨季はスーパーラグビーのサンウルブズでも共同主将を務めた。昨年の代表戦は全7試合に出場、今年の強化試合は4戦全て先発している。

 高校時代に目に焼きつけた目標には到達したが、ゴールではない。「まだ何か結果を残せているわけではない。W杯で初めてラグビーをやってきて良かった、となるかどうか」。最終登録31人のうち前回はSHが2人だった。経験者の田中史朗(キヤノン)、日和佐篤(神戸製鋼)と練習中から張り合うように声が飛び交う。「ボールを動かすスピードは僕の長所。チームを動かすコミュニケーション、判断で勝っていきたい」。努力を重ねた先に、初のW杯が待つ。(大和田 佳世)

 ◆流 大(ながれ・ゆたか)1992年9月4日、福岡・久留米市生まれ。26歳。小学3年からラグビーを始め、中学時代はサッカーもやっていた。帝京大4年時に大学選手権6連覇を達成し2015年にサントリー入団。16年から主将。代表通算15キャップ。3兄弟の末っ子で、次兄の大輔さんは野球の四国アイランドリーグでプレーしていた。166センチ、71キロ。

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