巨人、平成首位締め確定!ビヤ&坂本勇&亀井で3発 貯金8(サンケイスポーツ)

出典元:2連勝で4月終了時の首位が確定。原監督はG党の声援に帽子を振って応えた (撮影・今野顕)

(セ・リーグ、巨人7-2DeNA、5回戦、巨人3勝2敗、28日、東京D)セ・リーグ1位の巨人は28日、DeNA5回戦(東京ドーム)に7-2で快勝。2位ヤクルトと2・5ゲーム差をキープし、2試合を残して、4月終了時点の首位が確定した。平成元年の開幕戦で最初の本塁打を記録した原辰徳監督(60)が指揮を執るチームは、一回に新加入のクリスチャン・ビヤヌエバ内野手(27)が先制2ランを放つなど、計3本塁打。3カード連続の勝ち越しで今季最多の貯金「8」となった。令和の初代王者へ、原巨人が突き進む。

 ゴールデンウイーク2日目。勝利の瞬間にスタンドをオレンジ色に染めたG党から大歓声が響いた。原監督は一塁側ベンチから飛び出し、ナインの一人一人をハイタッチでねぎらった。

 「やっぱり、選手がのびのびと、はつらつとプレーすることが、われわれがベンチで見ていて、意気も上がり、声も出る。その辺が相乗だと僕は思っている」

 8安打7得点、計3本塁打が飛び出した。3カード連続の勝ち越しで貯金は今季最多の「8」となった。4月は残り2試合で2位ヤクルトと2・5ゲーム差。平成最後を首位で締めくくった。

 一回に新加入のビヤヌエバが先制2ランを放つと、3点リードの五回に主将の坂本勇が中押しの7号ソロ。さらに36歳のベテラン、亀井も駄目押しの3号2ランだ。「(チームは)いい流れできている」とキャプテンがチーム状態の良さを口にした。

 盤石の戦いの裏で、監督通算13年目を迎えた指揮官の手腕を発揮していた。今季初先発の今村は7回2安打無失点と快投も、序盤は制球が定まらなかった。三回攻撃中のベンチで25歳左腕に歩み寄り、耳打ちをした。

 「こっちが見ていて、もうちょっと楽しくさせてくれないか。自分で高揚しながら、楽しんで放ってくれ。演じてくれ!」。助言を受けた今村が、四回以降に許した走者は四球による1人のみ。指揮官の言葉で目を覚ました。

 原監督の現役時代に昭和から平成に元号が変わった。元年4月8日の開幕戦(対ヤクルト)。“平成1号”を放ったのが当時4番の自身だった。それから30年。若手、ベテラン、外国人選手を見事にまとめ上げている。

 野球の基本、指導者としてのお手本は、5年前に心不全で亡くなった父・貢さん(享年78)に教わった。今季はチームスローガンを「Show The Spirit~和と動」に定めた。「和と動」は東海大相模高、東海大で監督を務めた父が大事にしていた言葉で、高校時代の合宿所にも掲示されていた。見守るときは見守り、機を見て動く。今も脳裏には父と過ごした日々が、鮮明に残っている。

 「(次戦は)有望な新人選手(DeNA・上茶谷)が投げてくるようですから。初顔には弱いといわれているので、何とかしっかりと戦っていきたい」と原監督。言葉で締めながら、表情は余裕たっぷりだ。狙うは5年ぶりのV奪回。百戦錬磨の指揮官とともに、令和を迎えるGナインが頂点を目指す。

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