原沢久喜「平成最後の全日本柔道選手権 連覇すれば歴史に名が残る」(スポーツ報知)

出典元:全日本柔道選手権で連覇を目指す原沢

◆柔道 全日本選手権(29日、東京・日本武道館)

 体重無差別で柔道日本一を決める全日本選手権の前日会見が28日、東京・文京区の講道館で有力選手が出席して行われた。

 世界選手権(8月・東京)100キロ超級代表選考を兼ねて行われる大会で連覇を目指す原沢久喜(26)=百五銀行=は「日本一になりたいという思いがある。平成最後の大会で、連覇がかかっている。勝ったら歴史に名が残る。ただ、連覇とか平成最後とかではなく、優勝することだけを考えて、一戦一戦、精いっぱい戦う」と話した。

 現在、世界代表に最も近いものの「負けて代表になるよりは、勝って、一番強いと印象づけたい」。昨年までは大技を見せながら反則を奪いにいく“安全策”の柔道だったが、天理大などへの出げいこを積み、「しっかりと技をかけて勝つという、自分の柔道を見直した」という。「メンタルで負けられないという柔道に変わった。今は『勝ちたい』という気持ちが相手にも伝わるようで、軸である内またがかかるようになった」と“攻撃柔道”で一気に連覇を決める。

 会見では、4度目Vを狙う王子谷剛志(26)=同・旭化成=、ウルフ・アロン(23)=関東・了徳寺学園職=も優勝への意欲を示した。王子谷は「3度の優勝は、この大会が一番の憧れであるということが結果につながっていると思う。昨年は苦しいシーズンだった。平成最後の大会で、しっかりと勝ち、令和(元年)は勝ち上がっていける年にしたい」。気持ちも充実しているようで、昨年は決勝で脱水状態になったことを聞かれると「専門誌に『栄養の差が出た』と書いてあったので、明日(試合当日)はたくさん食べようと思う」と報道陣を笑わせた。

 100キロ級ですでに世界選手権代表を決めているウルフは、体重を108キロにまで増量して万全の状態。「柔道家なら誰でも優勝したい大会。目標は柔道3冠。(17年の世界選手権優勝に続き)ここで勝てば2つ目。来年の東京五輪に王手をかけたい。勝って平成を締めくくりたい」

 昭和最後の大会を制した故・斉藤仁さんの次男・立(たつる、17)=東京・国士舘高3年=、過去7度Vの小川直也さん(51)の長男・雄勢(22)=同・パーク24=らの戦いぶりにも視線が集まりそうだ。

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