アントニオ猪木氏、藤波辰爾に闘魂ビンタを注入「出たとこ勝負が面白い」…「ドラディション」後楽園大会(スポーツ報知)

出典元:トークライブ冒頭で藤波辰爾(右)にビンタするアントニオ猪木

◆ドラディション「NEVER ENDING DREAM TOUR」(26日、東京・後楽園ホール)

 元プロレスラーで参院議員のアントニオ猪木氏(76)が26日、まな弟子の藤波辰爾(65)が主宰する「ドラディション」後楽園ホール大会に登場。メインイベントでリングに上がり藤波とトークバトルを展開した。

 テレビ朝日系「ワールドプロレスリング」で毎週金曜夜8時に生中継していた昭和の新日本プロレス黄金時代。くしくも平成最後の金曜夜8時に行われた今回のトークバトルでは、過激な戦いで日本列島を毎週熱くした猪木氏と藤波の師弟がかつての秘話を共に語り合った。さらに、サプライズゲストに猪木氏と黄金タッグを結成し新日本プロレスの草創期を支えた新日本プロレス相談役の坂口征二氏(77)が登場。猪木氏、坂口氏、そして藤波という昭和の新日本プロレスを隆盛に導いた3人が並ぶと客席から大きな拍手と歓声が沸き起こった。

 今年2月19日のジャイアント馬場さんの没後20年追善興行では久々にプロレス会場に姿を見せたもののリングには上がらなかった猪木氏。今回は、炎のファイターに乗って入場しリング上に立つと、いきなり藤波へ右手で闘魂ビンタを注入。強烈な一発で弟子を倒すと会場は、一気にヒートアップし「元気ですか!この野郎!」とおなじみのフレーズで絶叫した。

 1998年4月4日に東京ドームで7万人を集めた伝説の引退試合から21年。今回のトークのテーマは、1988年8月8日に横浜文化体育館で藤波と猪木氏との伝説の60分フルタイム引き分けマッチを振り返る目的だったが、猪木氏は「そんな昔のこと」と無視し「世の中はつまらないし、出たとこ勝負が面白いでしょ」と掲げ、「今日はビックリすることがあるって聞いたから、何かなと思って、昔の女を全部そろえるとか」と闘魂ジョーク全開で超満員2000人のファンを沸かせていた。

 藤波が16歳に日本プロレスに入門してから現在まで師弟関係を結んでいる2人。若手時代の秘話として猪木氏は「オレは師匠力道山にどれだけ殴られたか分からない。だけど、一発も殴らなかったのが藤波選手」と明かすと、藤波も「私生活では殴られませんでした。ただ、練習で手を抜いているとプッシュアップボードで殴られたことがあります」と暴露し「今からなら訴えても大丈夫だよ」と猪木氏は笑わせた。

 肝心の8・8について「オレは確か膝を痛めて手術していた後かな。そのころは限界が来ている状況で次の時代が来ているという。いい試合かどうかって自分が言うのはおかしいからね。見た人がいい試合かどうか」と問いかけると会場から「いい試合だった」との声が飛び交い大きな拍手に包まれていた。

 トークの締めは、新日本旗揚げメンバーの北沢幹之氏を呼び込み、大会に出場した全選手と共に「大きな夢を持ってもらって」と平成最後の「1、2、3ダァー」の雄たけびを放った猪木氏。7月の参議院選挙に出馬する意向を明かしていないが、リング上では「選挙に出てくれって言うんですよ。今、選挙事務所を一生懸命探してて、いいとこが見つからない。北朝鮮に頼んで選挙事務所を作ってもらおうかと」と最後まで闘魂ジョークをフル回転し会場に爆笑を沸き起こしていた。

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