白鵬、通算1111勝!「どこから見ても1。楽しませてよ」/春場所(サンケイスポーツ)

大相撲春場所6日目(15日、エディオンアリーナ大阪、観衆=7242)横綱白鵬(34)は平幕錦木(28)を寄り切って、初日から6連勝。自らの通算最多勝利記録を更新する1111勝目を挙げ、土俵のトップをイメージさせる「1」を並べた。大関昇進を狙う関脇貴景勝(22)は魁聖(32)を送り出し、連敗を回避し4勝2敗とした。大関豪栄道(32)は大栄翔(25)に押し出されて初黒星。勝ちっ放しは白鵬と平幕逸ノ城(25)の2人となった。

 一人、またひとり。全勝だった平幕琴奨菊、大関豪栄道に土がつく。結び前の一番。白鵬が、全体を俯瞰(ふかん)しながら土俵へ上がった。

 「集中というか、体が動いている」

 錦木を得意の右四つに組み止めた。下手を深く差し、あとは「あれだけでしょう」。相手の捨て身の小手投げだけを警戒。予想どおりに投げがきたところでもろ差しを果たし、寄り切った。終わってみれば、無敗は平幕逸ノ城と2人だけ。さらに、6連勝は自らの記録を更新する通算勝ち星1111勝目(2位は元大関魁皇の1047)。「どこから見ても1。反対側から見ても1。きょうは楽しませてよ」。帰路につく際、用意された記念のボードを誇らしげに掲げた。

 この横綱は、地位に甘えて偉ぶらない。場所前(5日)の二所ノ関一門の連合稽古。伊勢ケ浜一門にもかかわらずに姿をみせ、大関とりに挑む貴景勝、1月の初場所を制した玉鷲の両関脇を指名。貴景勝に17勝1敗、玉鷲に11勝。貴景勝との最初の一番に敗れたあと、28連勝で圧倒した。

 初場所は初日から10連勝しながら、終盤にこの2人に連敗して14日目から途中休場に追い込まれた。自身にけじめをつける自分のための稽古は、見守った芝田山親方(元横綱大乃国)を感心させた。その2人との対戦を前に、三役以上ではただ1人全勝をキープする中盤戦。「今度は(自分が)引っ張っていく」。

 1111年は、平安後期の天永2年。1110年(天仁3年)7月13日に改元が行われ、天永は3年間続いた。当時「天変地異」の前触れといわれた、奇星とも客星ともいわれた「彗星(すいせい)」が現れたことが改元の理由だった。4月には平成にかわる新元号が決まるが、「白鵬時代」の改元は許さない。

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