開幕1軍見えた!“育成シンデレラ”巨人・坂本工、2回5Kで4戦無失点(サンケイスポーツ)

出典元:2番手で登板した坂本工は2回無失点。力強いフォームで5三振を奪った(撮影・荒木孝雄)

(オープン戦、ソフトバンク3-2巨人、13日、ヤフオクD)巨人・坂本工宜(こうき)投手(24)が13日、ソフトバンクとのオープン戦(ヤフオクドーム)に五回から2番手で登板。2回を1安打無失点に抑え、5三振を奪う快投を見せた。関学大では準硬式野球部に所属していた異色の経歴を持つ最速149キロ右腕は、今月2日に支配下登録が発表されたばかり。球団初の快挙となる育成ドラフトで入団した投手の即開幕1軍入りへ、大きく前進した。

 夢の舞台を目指し、懸命に腕を振った。五回から登板した坂本工が、強打者の居並ぶソフトバンク打線を圧倒した。

 「ボールが続いていたので、立て直そうと一人一人向かっていこうと思ったのが、いい結果につながりました」

 まず甲斐からスライダーで見逃し三振を奪うと、川島、今宮をいずれも2ボールから空振り三振に斬った。六回先頭の柳田には唯一の安打を中前に運ばれたが、デスパイネ、塚田と連続三振に仕留めて2回1安打無失点。盗塁刺を除く5アウトを全て三振で奪い、原監督は「成長の跡が見られる」と目を細めた。

 関学大準硬式野球部出身の坂本工だが、投手としてプレーし始めたのは大学2年頃。プロ3年目で本格的な投手歴は5年ほどという異色の経歴を持つ。

 今春のキャンプ中に1軍昇格を勝ち取り、2日に支配下登録が発表されたばかり。無料通話アプリ「LINE」を通じて約250件の連絡が友人らから届いたが、5日間かけて全て返信するほど真面目な性格だ。

 フォームへのこだわりが成長を促す。大学時代から科学的な動作解析を導入し、直球の最速は当初の130キロ台から149キロまで上がった。足を上げた際に『くの字』に曲げるような動きは「骨盤も、腕の振りも縦にできるように」という意識付けの成果。菊池雄星(マリナーズ)、最速169キロ左腕チャプマン(ヤンキース)らを参考にしている。

 実戦で打者29人を連続で抑えている20歳左腕・大江や新外国人のクック(前マリナーズ)らもおり、救援陣の争いは過熱しているが、坂本工は「一つ一つ与えられたところで結果を残すだけ」と言い切った。育成で入団した投手が支配下登録後、即開幕1軍入りすれば球団初の快挙となる。背番号58が、夢への階段を一段ずつ上っている。

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