根尾よ勘違いしろ!中日・松坂が金言、新旧黄金ルーキー初顔合わせ(サンケイスポーツ)

出典元:松坂は初日は軽めの練習。根尾には「勘違いのススメ」を説いた(撮影・甘利慈)

中日春季キャンプ(1日、沖縄・北谷)中日・松坂大輔投手(38)が1日、右ふくらはぎの肉離れで2軍スタートとなったドラフト1位・根尾昂内野手(18)=大阪桐蔭高=と初対面した。D1位で西武に入団した1999年、16勝を挙げて最多勝と新人王に輝いた日米通算170勝右腕は自身の経験談を交えて「勘違いしなさい!」と期待のルーキーに金言を授けた。この日は今季から「18」に変更した背番号を初披露もした。

 北谷球場での歓迎セレモニーの前、松坂がグラウンドに飛び出した直後だった。背番号「7」をお披露目した根尾が近寄ってきてペコリ。笑顔で両手で握手を求めた。

 「ルーキーの初々しさがありながらも自信があるんでしょうね。いい雰囲気を持った選手。頼もしい面構えに見えた」

 自身と同じく甲子園春夏連覇を達成したルーキーを見て、西武にドラフト1位で入団した1999年2月の高知・春野キャンプを思い出した。

 「先輩のすごいボールを見ても引くことはなかった。僕は(プロで)やれると思っていたから。勘違いでいい。選ばれてプロに入ってくるのだから自信はあると思う。壁に当たる時期もあるが、勘違いして(乗り越えて)いくのがいい」

 松坂はこの日はブルペンには入らず。「昨年は(1月下旬に)入団テストを受けたので、この時点でゲームに入ってもいい状態だった。さすがにそれは早い。じっくりとやっていきたい」。ランニングや打撃練習などを終えると、午後1時半には北谷球場を離れた。向かった先は宿舎ではなく、車で約20分の2軍キャンプ地、読谷球場に新設されたトレーニング施設。そこで筋トレ中の根尾と“再会”した。

 同じ空間で約50分。根尾は「『なんて呼べばいい?』と聞かれました。松坂さんは体がガッチリしているな…と。僕はまだ高校レベルでしかやっていない。しっかりトレーニングをして、プロとして自信をもってやれるように力をつけたい」と神妙に語った。

 将来、竜を背負うプレーヤーになる。数々の修羅場を乗り越えてきた男の直感だ。松坂は「他の選手にはない、どこにいてもパッとわかる雰囲気をもっていた」。ナゴヤドームのお立ち台で、並んでインタビューに応えるシーンを思い浮かべているかのようだった。

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