【阪神JF】クロノジェネシス 世代ナンバーワンの瞬発力で戴冠だ!(東スポWeb)

出典元:“切れるバゴ産駒”クロノジェネシスの走りに注目だ

【阪神ジュベナイルフィリーズ(日曜=9日、阪神芝外1600メートル)新バージョンアップ作戦】GI連戦は今週末から阪神競馬場で2週続けて2歳戦が行われる。日曜は牝馬による第70回阪神ジュベナイルフィリーズ。目移りする才媛が揃ったが、阪神外回りコースの傾向を熟知している新VU作戦の明石尚典記者は◎クロノジェネシスで勝負。昨年的中(○◎△=3連単8560円)に続いて今年もきっちり決める。

「見かけにだまされるな」

 アーモンドアイが12ハロン2分20秒6の驚異的レコードを叩き出したジャパンC。ルヴァンスレーヴが歴戦の猛者たちを一蹴したチャンピオンズC。ここ2週のGIを見返している時、ふとそんな言葉が頭に浮かんだ。

 ジャパンC、チャンピオンズCの結果を「3歳馬旋風」と表現すれば、どうしてもあどけなさを残した若駒による下克上の意味合いが強くなる。だが、実際にはアーモンドアイ、ルヴァンスレーヴはともに単勝1倍台の断然人気。世代うんぬんを抜きにすれば、最も強いと思われていた馬が強い競馬を見せただけのことだ。物事を複雑に考え過ぎると立ち往生するのがオチ。ここ2週の教訓を胸にシンプルな予想を心掛けたい。

 過去10年で上がり1~3位の馬が9勝。となれば、阪神JFのレースキャラは至ってシンプル。阪神外回り特有の瞬発力比べで最も切れるのはどの馬かを見定めればいい。

 今年のメンバーで唯一、「切れに切れた」と表現できる脚を使っているのがクロノジェネシス。デビューの小倉9ハロンのラスト2ハロンは11秒5→11秒1。合計22秒台の加速ラップもさることながら、それ以上に目を引くのがラスト1ハロンの11秒1。古馬を含めた小倉9ハロン以上の最速ラップタイの中であっさり2馬身突き抜けた。ローカル出身といえども、いずれはスターダムにのし上がってくる――。そう予感させるには十分のハイパフォーマンスと言えよう。

 本命決断を後押ししたのが2戦目のアイビーS。同じ9ハロンとはいえ、小倉と東京では求められる脚が違う。並の馬なら馬脚を現しかねない条件替わりで、今度はラスト2ハロン11秒0→11秒1の高速ラップの中で差し切った。Vタイム1分48秒6も翌日の準オープン・甲斐路Sよりコンマ2秒速いのだから文句なし。阪神外回りで無類の強さを発揮するディープインパクト産駒を向こうに回しても、互角以上の戦いを演じられる。このラップを目にした時、そう確信した。

 ちなみに、阪神JF過去5年の勝ち馬の自身前後半3ハロンラップ合計は以下の通り。

★2013年レッドリヴェール=70秒2(36秒1→34秒1)

★14年ショウナンアデラ=70秒6(36秒6→34秒0)

★15年メジャーエンブレム=70秒8(35秒0→35秒8)

★16年ソウルスターリング=70秒1(35秒3→34秒8)

★17年=ラッキーライラック=70秒1(36秒4→33秒7)

 合計70秒台がボーダーラインなら、アイビーSで70秒3(37秒8→32秒5)を刻んだクロノジェネシスはすでにこの水準をクリアしていることになる。世代ナンバーワンの瞬発力自慢がマイル替わりに不安なしなら…。1位指名で応えなければ失礼に当たるだろう。

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