川上紗恵奈、日本A代表で成長「一戦一戦勝負」S/Jリーグ8日開幕(スポーツ報知)

出典元:全日本総合選手権で得点を決め、声をあげる北都銀行・川上

バドミントンのS/Jリーグ1部は8日、富山・高岡市民体育館で今季の開幕戦を行う。16年3位、17年2位の北都銀行は、シングルスの川上紗恵奈(21)が今年、格の高い国際大会に出場できる日本A代表を経験して成長。昨年12月のスーパーシリーズ・ファナイル女子ダブルス優勝の米元小春(28)、田中志穂(26)組、今夏の世界選手権同を制した永原和可那(22)、松本麻佑(23)組とともに最強布陣で悲願の初優勝を目指す。

 世界で得た経験を、国内最高峰リーグにぶつける。川上は今季、日本A代表として13の国際大会に出場。2度、準々決勝に進んだほか、ストレートで敗れはしたが、リオ五輪金メダルのカロリナ・マリン(25)=スペイン=、世界ランク1位の戴資穎(24)=台湾=とも試合を経験した。「秋田にずっといられたのは(出場大会がなかった)8月くらい。あとはほぼ合宿と大会でした」と振り返る。

 今までVTRを通してしか見ていなかった世界の強豪とコートで対戦して感じたことは、目標を「見上げすぎていた」ということだ。「イメージと現実でギャップが結構あった。戦ってきて一番感じたのは土台をしっかり鍛えないといけないということ」と振り返る。抜群のスタミナでコート内を駆け回るフットワークが売りの川上にとって、自分の強みを伸ばしていく重要性を改めて痛感した。

 昨季はリーグ戦のシングルスにフル出場して4勝3敗。チーム総合では6勝1敗で過去最高の2位に入っただけに納得はしていない。昨年のスーパーシリーズ・ファイナルを制したヨネタナペアに加え、川上と同様に今年、A代表に選ばれたナガマツペアは世界選手権を制した。「今まで先輩たちに頼りすぎていた。自分もしっかりポイントを取っていきたい」と力を込める。

 8日の開幕戦で対戦する山陰合同銀行は全日本総合4強の漆崎真子(26)、9日の七十七銀行は昨季の対戦で敗れた杉野文保(あやほ、24)と連戦が濃厚。23日には同い年で世界ランク2位の山口茜(21)が所属する再春館製薬所と、息が抜けない戦いが続くが「目標は優勝。チームが一丸になれるよう、一戦一戦勝負していきたい」と川上。シングルスのエースとしてチームを歓喜に導く。(遠藤 洋之)

 ◆川上 紗恵奈(かわかみ・さえな)1997年12月5日、松江市生まれ。21歳。北都銀行所属。6歳からバドミントンを始め、京都・松尾中を経て2013年に福島・富岡高に進学。全日本総合選手権女子シングルスは15年から4年連続で8強。16年に北都銀行入行。S/Jリーグの通算成績は7勝9敗。160センチ、52キロ。

コメントは受け付けていません。