【阪神JF】ウインゼノビア 持ち前のスピードと粘り腰で波乱演出だ!(東スポWeb)

出典元:馬名通り“女王”を狙うウインゼノビア。その先行力をフルに生かせればチャンスも十分ある

【阪神ジュベナイルフィリーズ(日曜=9日、芝外1600メートル:dodo馬券)】日曜阪神メインは2歳女王決定戦のGI第70回阪神ジュベナイルフィリーズ。出走すれば大本命候補だったグランアレグリアが次週の朝日杯FSへ回ったため、一転して混戦模様に…。高配当狙いの当欄が狙いを定めたのは関東馬のウインゼノビア。牡馬相手のオープン特別で快勝した実力を支持する。

 人気を分け合うのは“前哨戦”を制した2頭だろう。すなわちファンタジーS=ダノンファンタジーと、アルテミスS=シェーングランツ。ともに末脚勝負型のディープインパクト産駒。阪神外回りコースで幅を利かせているのは周知の通りだが、先行決着が多発した開催前半の絶好の芝状態を踏まえれば、馬券は先行力のある馬から入るほうが妙味は大きい。

 ウインゼノビアは6月の東京の未勝利戦を勝ち上がると、次なる戦いを求めて北の地へ。クローバー賞では積極果敢にハナを奪い、2着以下を3馬身突き放してV2を達成した。走破時計は決して特筆したものではないが、最速上がりに0秒2劣るだけの瞬発力も披露。一介の逃げ馬ではないことを証明した一戦でもあった。

 その後は放牧で充電してアルテミスSへ。そこでは前半4ハロン46秒2の速い流れを好位で追いかけ、直線ではビーチサンバとの一騎打ちに持ち込むかと思われたが、ラストは伸びを欠いて4着に敗戦。この結果について中尾助手は「ペースを考えれば大バテしなかったのは力のある証拠。全く悲観していませんよ」。むしろ表情は明るく「1週前追い切りでは楽に先着しましたし、前走時から反応、息遣いともに確実に良化しています」と本番へ向けて“視界良好”をアピールした。

 デビュー以来4戦中3戦で手綱を取った松岡が騎乗停止のため鞍上交代を余儀なくされたが「もともと癖がなくて乗りやすいタイプ。テン乗りでも心配はしていません。それに競馬の形は決まっている馬。早め早めのレース運びで1着を目指してくれれば」(同助手)と新パートナーの松若にエールを送る。

 持ち前のスピードと粘り腰で波乱を演出する可能性は決して小さくない。

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