【全米OP】錦織 完勝で2年ぶり8強「この勝利を自信に次も頑張りたい」(東スポWeb)

出典元:炎天下の消耗戦を制した錦織はガッツポーズ(ロイター=USA TODAY Sports)

【ニューヨーク3日(日本時間4日)発】テニスの4大大会最終戦、全米オープン(ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)第8日、男子シングルス4回戦で第21シードの錦織圭(28=日清食品)は世界ランキング34位のフィリップ・コールシュライバー(34=ドイツ)を6―3、6―2、7―5で下し、2年ぶり3度目の8強入りを決めた。また、女子シングルス4回戦では第20シードの大坂なおみ(20=日清食品)もアリーナ・サバレンカ(20=ベラルーシ)を6―3、2―6、6―4で下し、4大大会で初の準々決勝進出。日本勢の複数選手が同一の4大大会で8強以上に進出するのは1995年ウィンブルドン選手権の松岡修造、伊達公子以来、史上3度目となった。

 完璧な内容での完勝劇に、錦織の笑顔がはじけた。「うれしい。この勝利を自信に、次も頑張りたい」。1回戦から3試合続けて夜の試合だったが、この日は初の昼間の試合。気温30度の中での激戦は疲労との戦いでもあったが、ニューヨークのファンからの喝采を浴びるとガッツポーズでこれに応えた。

 相手のコールシュライバーには過去2戦2勝。その相性の良さがこの日のコートにも出た。第1セットからエンジン全開で、第2ゲームで早くも相手サーブのブレークに成功すると、第4ゲームでもフォアハンドがさえて、またもブレーク。第7ゲームではサービスエースも出てキープするなど34分で圧倒した。

 第2セットも第1ゲームから鋭いバックハンドでブレークに成功。第5ゲームもラリー戦を制してブレークすると、安定したサーブでキープを続けて、このセットも奪った。

 第3セットは一進一退の攻防だったが、第7ゲームで錦織が抜群のリターンからチャンスをつかんでブレーク。第10ゲームでブレークバックされたものの、続く第11ゲームで豪快なフォアからウィナーを決めてリードを奪うと、第12ゲームは最後にフォアの逆クロスが決まって試合を決めた。

 試合時間は2時間16分で、長い試合が多い錦織にしては“省エネ”。消耗を最小限に抑えて準々決勝に臨むことができるのは大きい。「最後の(ブレークを許した)ゲームだけ反省があるけど、それ以外は完璧に近い。集中力を保つのが難しい中で、集中力を取り戻すことだけ考えた」と試合中に精神面の立て直しにも成功したことに胸を張った。

 これで世界ランキングも13位以内に上がることが確定した。準々決勝の相手は2014年の全米決勝で敗れたマリン・チリッチ(29=クロアチア)に決定。4年前のリベンジを果たし、グランドスラム制覇の道を開けるか。

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