カーターが給水係、的確アドバイスで神鋼1勝!(スポーツ報知)

◆ラグビートップリーグ 開幕節第1日(31日、秩父宮ほか)

 2019年W杯日本大会前のシーズンが開幕し、15季ぶり優勝を狙う神戸製鋼はホームで4トライを奪い、34―27とNTTコムを振り切って白星発進した。新加入の元ニュージーランド代表SOダン・カーター(36)は調整遅れでベンチ外だったが、給水係を務めながら的確なアドバイスを送り、プレー外で勝利に貢献。次節8日のサニックス戦(月寒)で日本デビューする可能性が出てきた。昨季準Vのパナソニックはクボタに勝ち、1部初昇格の日野はサニックスを下してTL初勝利を挙げた。

 NZ代表を15年W杯優勝に導いたカーターは、新天地での開幕戦メンバーから外れ、給水係のビブスを着ていても存在感を発揮した。

 献身的に水やキックティーを運ぶたび、チームメートに「あそこにスペースが空いているぞ」などアドバイス。元同代表アシスタントコーチで今季就任のウェイン・スミス総監督(61)が掲げるアタッキングラグビーを支えた。「オールブラックス(NZ代表)でも、何度か(給水係を)したことはある。勝ちから始まってよかった」と笑顔で選手を出迎えた。

 チームは13―13で折り返した後半、センター重の勝ち越しトライなどで突き放した。母国でカーターとHB団を組んでいたSHエリス共同主将は「何をすればいいか、ピッチに入ってくる度に教えてくれた」と感謝した。「状態はいい」と話すカーターに、次戦はピッチ内での活躍が期待できそうだ。(田村 龍一)

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