成松大介「僕の方が上」判定勝ちも納得の初戦突破(日刊スポーツ)

出典元:男子ライトフライ級初戦を突破しポーズをとる成松(撮影・河野匠)

<ボクシング:ジャカルタ・アジア大会>◇27日◇ジャカルタ◇男子64キロ級2回戦

成松大介(28=自衛隊)が大会初戦に登場し、5-0の判定勝ちを収めた。

1回戦はシードで、ベスト16で開催国のインドネシア人選手と対戦。地元の大声援を受ける右が前の相手に対して、成松は1回は左右にステップを踏んだ。

左構えの成松は左ボディーストレートを軸に、相手に有効打を打ち込んだ。終了間際には右フックをヒットさせて、相手のバランスを崩させた。ゴングを聞くと、両腕をグッと曲げて力こぶを見せた。

2回、成松はさらにスピートアップ。相手の右ストレートに合わせて右フックを再三ヒット。追い足のない相手に対して、サイドに周りながら、攻撃する。体も触らせないほどのスピード差を見せつけた。

最終の3回は、相手も必死で前に出て連打を繰り出す。しかしストレート3連発を、3度のスウェーで空転させるなどさらにスピードアップ。相手の右ストレートを浴びたが、すぐに左を打ち返した。終了のゴングがなると、相手は勝利をアピールすることなく、そのままコーナーに戻った。

判定はジャッジ5人中4人が30-27、1人が29-28で全員が成松を支持した。成松は「すべてにおいて僕の方が上。あとはジャッジが(地元の)応援に左右されなければ、と思っていた」と納得の表情。地元の優位性を封じ込めるほどの、完勝だった。

また試合後は山根明前会長をめぐる一連の騒動について初めて口を開いた。「僕の目標である金メダル獲得に向けて、ただただ練習するだけだった。周りがどうこう言おうが、棒には関係なかったです。ここで僕が結果を出して、日本のボクシング界にいい知らせを届けることができたらいいなと思っています」と話した。

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