清原和博氏“聖地甲子園”で生観戦のなぜ(東スポWeb)

出典元:甲子園で決勝戦を見守った清原氏

大阪桐蔭が史上初となる2度目の春夏連覇を遂げた夏の甲子園。決勝戦の記者席には、圧倒的なオーラを放つ清原和博氏(51)の姿が…。元プロ選手で甲子園でも大活躍した清原氏は2016年に覚醒剤事件で有罪判決を受け、球界を“追放”された身。あえて日本中が注目する場に登場した理由はいったい何なのか? 気になる薬物依存症のその後も含め、近況を徹底追跡した――。

 バックネット裏の記者席で球児に熱いまなざしを送る1人の男がいた。黒いTシャツに短パン姿の清原氏だ。決勝戦の開始20分前に球場入りした同氏は、額の汗をハンカチで拭いながら、金足農のノックを凝視。この日の生観戦は雑誌の仕事だという。テレビ観戦ではなく、目立つ記者席に姿を現すには、それなりの理由がありそうだが…。

 清原氏といえば、大阪・PL学園時代に桑田真澄氏(50)とともに1年夏から3年夏まで5回甲子園に出場。1年夏、3年夏に優勝し「KKコンビ」として名をはせた。個人としても、85年に1大会5本塁打を記録するなど、まさに“甲子園男”と呼ぶにふさわしい。

 一方で現役引退後の16年2月に覚醒剤取締法違反で現行犯逮捕され、同年5月に懲役2年6月、執行猶予4年の有罪判決を言い渡された。これにより球界からは事実上の“追放”。スーパースターの転落劇は世間に大きな衝撃を与えた。

「仕事は徐々に増えてきているようだが、清原氏は現在も執行猶予中の身。球界の“出禁”は解けていないし、テレビ各局も起用に慎重な構えを見せている」とはテレビ関係者。

 薬物依存も完治したかどうかはやはり不明だ。先月27日に出版した自叙伝「清原和博 告白」では「気づけば、覚醒剤の打ち方っていうのを(ネットで)検索していることもあるんです」と回想。前妻・亜希さんと離婚後、2人の息子と会えない日々が続いており、その寂しさから、重度のうつ状態であることも明かしている。今春には、かつてのイカツい風貌でお付きのスタッフを引き連れ、新宿歌舞伎町を闊歩(かっぽ)する姿を記者は目撃している。「また元に戻った!?」と思わずにはいられなかった。この日のTシャツ、短パン姿も“番長流”とはいえ、高校野球の場でふさわしいかと言えば「?」だ。

 その一方で清原氏を“救える”のも野球しかない。大リーグ・カブスのダルビッシュ有投手(32)は2日に更新したブログで、清原氏を「自分にとっては特別な人です」と形容。「さぁ皆で清原さんのセカンドチャンス、応援しましょうよ! 甘いとか自業自得とか聞くけど、そんな理由で人の人生を消してもいいのでしょうか?」と熱い思いを明かしている。

 清原氏本人も野球に携わる仕事をしたいと願っており、4年前には「清原氏を野球部監督に!」と学校法人「日本航空学園」が名乗りを上げたこともあった。結局、実現しなかったが…。

 ネット上では16年夏に廃部となったPL学園野球部の復活を願う者から「清原さん、何とかしてください!」というリクエストも飛んでいる。

「清原氏も母校の野球部廃部には相当なショックを受けていた。同級生に『何かできることはないか』と電話していたそうだ」(関係者)

 甲子園で“あえて”マスコミの前に立った清原氏。母校のため、そして全国の高校球児の役に立ちたいとの思いがあるのは間違いなさそうだ。そんな意味でも、今後の動向から目が離せない。

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