5勝目の中日・松坂 投げるたびに何かが起こる(東スポWeb)

出典元:横浜高の後輩・筒香(下)を三振に切って取り、貫録を見せつけた松坂

中日・松坂大輔投手(37)が16日のDeNA戦(ナゴヤドーム)で6回3失点の力投を見せて自身4連勝で5勝目を挙げた。この試合では平田良介外野手(30)が史上68人目のサイクル安打を達成。さらに高橋周平内野手(24)もサイクルにリーチをかけるなど、史上初の1試合“ダブルサイクル”も目前だった。森繁和監督(63)はこれも松坂の摩訶不思議な力によるものだと見ている。

 これが数々のドラマを作ってきた男の力なのか。この日は中日打線が大爆発した。初回、平田が先頭打者アーチを放つと、6回まで毎回得点の14安打11得点。さらに平田が自身初の5安打で今季4人目となるサイクル安打を達成した。

「本当にすごくうれしいです。(ライト前の打球をソトが後ろにそらした三塁打は)あきらめてました。天が味方してくれた」と、平田は満面の笑みを浮かべた。

 平田だけではない。高橋も4安打を放ちサイクルまであと三塁打1本とリーチをかけた。1試合で2人同時にサイクル安打達成ならば長いプロ野球の歴史でも史上初の快挙。惜しくも8回の第5打席は三邪飛に倒れ偉業達成とはならなかったが、ナゴヤドームのスタンドを大いに沸かせた。

 まさにドラマ尽くしの快勝劇。森監督は「ダイスケが投げている時って何かが起きそうな気がする。ダイスケが投げている時って何でこんなに簡単に点が入るのか。不思議でしょうがない」とこれも怪物の力だと力説。「毎日投げさせたほうがいいかも分かんない」とジョークを飛ばした。

 実際、松坂の4連勝では打線は6点、5点、8点、そしてこの日の11点と大量に援護している。

 松坂が登板すれば観客数はアップする。前日(15日)の試合が2万8904人だったのに対して、松坂が登板したこの日は3万5868人の大入り満員。平田が「大勢のお客さんに入ってもらえて幸せ」と言ったように“松坂効果”の大観衆が、打線を後押ししている部分もあるのかもしれない。

 ちなみに松坂はサイクル安打について「(自分が)登板した時はないんじゃないですかね」と初体験。「サイクルも出てチームも勝ててよかったです」と笑顔だった。

 果たしてこのドラマは怪物によるものなのか。次も何か起きるのか。松坂の次回登板がさらに楽しみになってきた。

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