カズが先発した横浜FC、J1横浜に延長で敗れる(日刊スポーツ)

<天皇杯:横浜2-1横浜FC>◇11日◇3回戦◇ニッパツ

 横浜F・マリノスとJ2横浜FCの横浜ダービーは、延長戦の末、マリノスに軍配が上がった。横浜FCはJ1相手にジャイアントキリングを狙ったが、あと1歩、届かなかった。

【写真】延長戦の末、横浜に敗れた横浜FCのカズ(手前)は試合後、横浜ポステコグルー監督と言葉を交わす

 横浜FCのFWカズ(三浦知良、51)と横浜のDF中沢佑二(40)。ともに先発した両主将の合計年齢が91歳だが、ピッチでは火花を散らした。カズは中盤からスルーパスで好機を演出した。守備でもみせた。横浜GK飯倉大樹(32)がシュートキャッチから、W杯ロシア大会のベルギーをほうふつさせるカウンターを発動しようとしたが、察知したカズが飯倉の前に立ちはだかり、飯倉の手からのパスコースを阻止。マリノスサポーターからブーイングを浴びる一幕もあった。

 カズは後半27分までプレーし交代した。その直後に追いつかれ、ベンチから味方を鼓舞し続けたが届かなかった。カズは「勝たないとね。みんな最後まで頑張りましたし、延長戦でも最後チャンスありましたし。でも、こういう試合を勝たないとね。1-0で勝っている時もそうですけど、もうちょっと自分たちでやり方があるのではと思います」と悔しさをにじませた。

 カズにとって07年以来のダービー。「当時のダービーでいたのは僕と中沢ぐらい」と苦笑し「また中沢ともやれてよかった。素晴らしいレベルのチームとやれて良い経験にはなったけど、勝たないと自分たちも強くはなっては行かないんじゃないかと。W杯と同じ」と振り返った。

 横浜の高速カウンターを阻止した場面については「(スタッフから)GKから攻撃が始まる。カウンターが速いと言われていた。少しでも遅らせたら後ろが楽になると。ブーイングも気持ちいいですね。いいですね、ああいうのは」と話した。

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