100回目甲子園、組み合わせ先陣は南北神奈川!希望ケ丘・今野「3年間の集大成を」(サンケイスポーツ)

第100回全国高校野球選手権(8月5日開幕、甲子園)の南・北神奈川大会(7月8日開幕)の組み合わせ抽選会が9日、全国の先陣を切って横浜市の県立青少年センターで行われた。神奈川県勢としては最も古い第2回大会から出場している希望ケ丘は、同14日の北神奈川大会2回戦から登場。横浜や東海大相模などの強豪が2つの代表を争う中、主将の今野翔太郎投手(3年)は「節目の大会で3年間の集大成を見せたい」と健闘を誓った。

 節目の大会に、伝統校の希望ケ丘が挑む。前身の横浜第一中時代の1916年に、第2回全国選手権出場をかけた関東大会に出場。第1回の関東大会は神奈川県勢の参戦がなかったため、同県勢として初めて全国選手権を狙う地方大会に出た学校-ということになる。

 「歴史があることは知っていたけど、まさかそこまでとは思いませんでした。OBにも恩返しできるような投球をしなければ」。エースで主将の今野は気を引き締めた。

 23年には関東大震災でグラウンドに地割れが発生。戦争もあったが希望の光は消えることなく挑み続け、51年夏に念願の甲子園初出場。鉄不足の戦時中に撤去された「銀傘」が復活した年で、内野雅史外野手(2年)が“銀傘復活後第1号”となる本塁打を放った。

 この年を最後に、神奈川県立の代表校は出ていない。希望ケ丘も夏は最近5年で1勝と苦戦している。学校も学生も勉強に力を注ぐ時代となり、今年から50分×7時間の授業が週2日。今春は野球部員から現役で国立大医学部の合格者も出た。

 だが、今は野球に集中するときだ。昨秋と今春はブロック予選で敗れたが、9人の新入生が入るまでは13人だった少ない人数を逆に生かし、練習を多く積んできた。

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