“弾弾”兆し見えてきた!阪神・中谷、課題直球を2打席連発(サンケイスポーツ)

(ウエスタンリーグ、ソフトバンク7-3阪神、16日、鳴尾浜)阪神・中谷将大外野手(25)が、ウエスタン・ソフトバンク戦(鳴尾浜)に「5番・左翼」で出場。2、3号ソロを連発し、昇格へ猛アピールした。1軍が貧打に苦しんでいるなか、昨季チームトップの20発を放った大砲が、存在感を大いに示した。試合は3-7で敗れた。

 勢い余って、豪快にバットをほうり投げた。中谷が鳴尾浜の空に2打席連続で2号&3号ソロ。今季初の1軍昇格へ向けて、猛アピールした。

 「いろいろ考えてやっています。タイミングを合わせることを大切に、やっていきたいです」

 まずは二回先頭だ。高卒2年目の育成左腕・長谷川宙の144キロ直球を強振。打球は強い追い風に乗り、左翼ネットを揺らした。四回先頭でも143キロ直球を確実にとらえ、弾丸ライナーで左翼に突き刺した。

 昨年は自身最多の133試合に出場してチームトップの20本塁打。若き和製大砲が覚醒したと思われた。だが、さらなる飛躍を期待された今季はオープン戦で「速球に弱い」という課題を克服できず、開幕2軍だった。

 ファームでもなかなか調子が上がらず、矢野2軍監督のもと打撃のバランスを修正した。右足に体重が乗りすぎて、打ちにいくときに体ごと前に行ってしまう。「はじめは左足に乗せておく感じで」と助言された。

 矢野2軍監督は「少しずついい部分が出てきている。きっかけにしてほしい」と評価した上で「それ以外の打席の内容も上げる必要がある」。まだ打率・195で波のある打撃が続いている。伝え聞いた金本監督も「どれくらいの直球を打ったんかな。1軍と2軍では違うから」とさらに状態を上げるよう求めた。

 1軍は深刻な貧打に苦しんでいる。虎助っ人史上最高額の年俸3億4000万円で契約したロサリオは、まだ3本塁打。糸井が6発でトップでチーム19発はリーグワースト。この日もDeNA戦(甲子園)で3安打完封負けを喫した。爆発力に乏しい現状をみれば、中谷の2打席連発は吉報。救世主となるため、ひたすら調子を上げるしかない。

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